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端午の節句のお菓子を6つ擬人化してみた。定番から地方のものまで

こどもの日のお菓子といえば、なんでしょう?

皆さんこんにちは、choriです。
5月ということで、この月やってくる「こどもの日」。
言い換えると「端午の節句」。
皆さんは子供の頃、どんなお菓子を食べてお祝いをしたでしょうか?

今回は私が趣味のお菓子擬人化をしている上で、
いつも食べていた端午の節句のお菓子とは違うものに巡り会ったので
擬人化キャラクターを通してご紹介したいと思います。


私の擬人化について

まず、私がお菓子擬人化キャラクターを描き始めたのは2年か3年前のことです。

知っているお菓子や食べてみたいお菓子を擬人化し始め、早くも数年経っていました。

最初は憧れのお菓子や近くのお菓子屋さんで食べられるものばかりでしたが、途中から専門の本を買ったり、インターネットで調べたりと、どんどん憧れが増し、今に至ってはたくさんのキャラクターを生み出すことに繋がりました。

口にしたことのないお菓子も多くを占めますが、体験だけでなく憧れや空想も擬人化キャラクターを作る上では力を発揮してくれました。

今回のきっかけ

さて、今回のテーマに戻ります。

端午の節句の季節に、食卓にあったのお菓子は何か。
私は思いつくのはこの一択。

『柏餅』

当然のように私はこの『柏餅』をキャラクターにしました。
しかし、その頃とあるお菓子を知りました。

『ちまき』です。

中華ちまきではなく、和菓子の『ちまき』。
父から教わりましたが、関西圏ではこのお菓子を端午の節句に食べる風習があるそう。

柏の葉に挟まった白いお餅とは違って、縦長い葉にぐるぐる巻きになっている白いお餅のお菓子。
初めて食べてみて、その美味しさに驚いたことを今でも覚えています。

その『柏餅』と『ちまき』を擬人化して何年か。
私はこんなことを思いました。

「他の地方では、もっと違う端午の節句のお菓子があるのではないか?」と。

キャラクターラフ

ということで、まずはいくつかインターネットで端午の節句のお菓子を探しました。

結果は、
地方によってたくさんあった!というシンプルな驚きでした。

それぞれに子供がすくすくと健やかに育ってほしい、という願いが込められているようです。

調査の末、少なくとも10種類ほどのお菓子が端午の節句に食べられているということがわかりました。

ここから定番『柏餅』と『ちまき』、
それ以外に4つのお菓子を擬人化してみることにしました。

今回、擬人化するお菓子は、
・柏餅
・ちまき
・鯨羊羹
・きび団子
・べこもち
・鯉生菓子

……となります。

まずは、お菓子自体の歴史や意味合いなどをまとめます。

今回取り上げる端午の節句のお菓子たち

では次に、キャラクターデザインのラフの出番です。
今回は昔作ったキャラクターもいることですし、シャープペンで描いたものをコピーしてコピックで簡単に色分けをしました。

私のキャラクターデザインのラフはすごく荒っぽいので、見づらいものでしたらすみません。

まずは定番、『柏餅』『ちまき』

柏餅とちまきのキャラクターデザイン

元気な子とお姉さんのイメージです。二人ともちょっとボーイッシュ。

次に『鯨羊羹』『きび団子』

鯨羊羹ときび団子のキャラクターデザイン

優しくて控えめな子と、動物とか好きそうなパワフルな子です。

最後に『べこもち』『鯉生菓子』

べこもちと鯉生菓子のキャラクターデザイン

大人っぽくて和風を強めに出したものと、カラフルで明るいイメージにした対照的な二人です。

完成作品

いよいよ、今回の6つのお菓子擬人化たちをイラストにします。
今回は白黒イラスト、黒い線で描くタイプのイラストに仕上げたかったため、カラーではありませんが、これで完成したイラストということで見ていただきたいです。

まずは『柏餅』『ちまき』の二人。

仲の良い人気者二人組、といったところでしょうか。


次に『鯨羊羹』『きび団子』

鯨羊羹はちょっとおされていますね。元気なきび団子はそれらしく描けたかと。


最後に『べこもち』『鯉生菓子』です。

べこもちの柔らかそうなところと鯉生菓子の泳ぐようなポーズを目指して描きました。

構図を三つとも違うように描きましたが、お菓子の要素を組み入れられていたらいいかなと、思います。

発見と課題

今回、日本中で端午の節句に食べられるお菓子をたくさん知ることができました。

一言に端午の節句といっても、地方によっては大きく変わってくるようです。しかし、願いは皆同じ、子供たちの健やかな成長なのですね。

これからも創作でお菓子の擬人化を続ける上で調査はつきものですが、
お菓子の背景や由来、込められた思いというのは、大切にしていきたいです。

食べることがどうしても難しいお菓子やモチーフはしっかりと調べて描いていこうと、改めて感じました。

あとはイラストの課題として、白黒でもわかりやすいイラストを描けるように練習しなくてはいけない。
それはお菓子などの擬人化だけではないですね。
これからも伝わりやすいイラストを目指して創作していきたいです。

次回から

次の記事の内容はまだ決まっていませんが、
できればまた別のお菓子の擬人化をあげようかな、とも考えています。

今回はこどもの日が近かったのでモチーフを選ぶことは簡単でしたが、お菓子はやはり種類が多いので、まずは今の段階で完成しているお菓子擬人化キャラクターを登場させるかもしれません。

少しずつ、マイペースに出していく感じで進めていくかと思います。


では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
また他の記事で巡り会えることを祈っています。

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