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変わるキッカケは無数にある

アーティストのブランディングを支援していると

・なかなか変わるキッカケが無いんです
・変わりたいけどチャンスが無いんです

と話される方が一定数いる。

ひと昔前の僕なら「そうなんですよね~、そういったチャンスってなかなか訪れないですよね」と返していたかもしれない。” チャンスの神様は前髪しかない ” なんて言われて、つかみにくいもの、見つけにくいもの、とされているし。

しかし、実はこの【キッカケが無い】という考え方自体がキッカケを逃していることに、ほとんどの人が気付かない。昔の僕も「変わるきっかけは、誰かが運んできてくれるもの」として疑わなかった。

キッカケを察知する体質になる

ネットで『変わるキッカケ』なんて検索しても、出てくる結果はそれで変われた人の結果。検索した人が同じように変われないのは「それをキッカケとして察知(認識)する体質になれていないせいだと思う。

体質・・・つまりマインドだ。

キッカケはネットが教えてくれるのではなく、自分から迎えに行く。そしてあらゆることをキッカケと認識して行動に移す。

これをしないと、何がキッカケだったかなんてわからない。やってみて変われたときに「あぁ、あれがキッカケだったのか」と思えるような、そんなものだから。自分が行動した結果からわかるのがキッカケなんだと思う。

自分の意識を変えるのは難しい。だからこそ最初は無理やりでもいいと思う。「笑顔で変われます」みたいなキッカケを知ったとしたら、疑わしくてもやってみる。

そう「やってみる」。それこそが体質を変える一歩なんだよね。

チャンスは毎秒、毎分訪れている

キッカケをつかむ体質を意識できると、変わるチャンスはいたるところにあることが理解できる。

たとえば、起きた瞬間もその日を素敵にするチャンスだ。盛大に伸びをして「今日も1日サイコー!」みたいな感じに超笑顔でポジティブな1日を空想する。

こういう習慣が自分を変えていく最初のステップだ。道具も高尚なメソッドも軍資金もいらない。変わるってそういう小さなステップの積み重ねだから。

嫌な職場で働いていても、興味のないことをやっている最中でも、すべてを自分の変化に結びつけれれば、ゆっくりじっくり変わっていける。心が準備できるって、そういうことだと思う。

キッカケが無いんです

は、「今の心地よい場所から動きたくない」という一種の甘えなんだろうね。人に言われても変われないけど、自分でここに気付ければ必ず変われる。

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