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中学校の進学に向けて~最低限身につけてほしい二十の学力~
昨日、子どもの授業参観に行ってきた。
その後の懇談会では、中学の教頭先生を招いて"中学校の学び"についての説明があった。
そこでわかった衝撃の事実をご紹介させていただきたいと思う。
〈学習について〉
まず、最初に言われた一言に衝撃を受けた。
「勉強がわからない、できないというのは自己責任です。」
確かにそうなのだが、改めて言われると厳しい一言だ。
特に小学校教諭の私にとっては、学力低位の子をどう支援し底上げしていくのかということを常々考えている。
その立場からすると、わからない、できない子はどんどん切り捨てられていくような、そんな冷たい印象を受けた。
中学校はやはり小学校とは違う。
当たり前ではあるが、現実の厳しさをしっかりと受け止める必要ももちろんある。
中学校は1時間の授業進度が早く、一人一人が理解したのかを確認する時間はほぼないとのこと。
だから、「わからない、できない」という意思表示がすごく大切なのだそうだ。
「わからないときは、すぐ学校の先生や友人に質問していた。だから、一番の勉強時間は学校の休み時間だった。」
これは、ある生徒の言葉だそうです。
この言葉から、中学校では自主的に学ぶことがいかに大切なのかが伝わってくる。
また、資料の中には、
『勉強がわかるようになれば、子どもは希望、夢がもてる』
という言葉も紹介されていた。
このように前向きな子どもを育てるためには、やはり最低限の学力を身につけた状態で進学する必要がある。
では、一体、中学校へ進学する際に最低限必要な力とはどのようなものなのだろうか?
それは···、
以下の二十の力だそうだ。
『学力低下を克服する本』(文藝春秋 参照)
全部基本的なことなのだが、いざこれを突きつけられると不安になる。
そして、一体この二十が全部できている子は私の学級の中に何人いるのだろうか···
私の娘に確認したところ、
「できていない」
と答えたのは5個程度。
幸い、
「お母さん、できていないところ冬休み中に特訓しよう!」
と前向きな言葉が返ってきた。
さて、みなさんは、一体何個クリアできていますか?
ぜひ、お子さんと一緒に確認してみてください。
一人でも多くの子どもたちが“夢と希望”を持ち、前向きに学んでいけることを切に願っています。
36歳から始めたスペイン語。新しいことを始めるのに遅すぎることはない!強いマインドがあれば大丈夫! 私はここで日本と世界との情報を共有すること、また、自分の経験を通して一人でも多くの人に学ぶことの楽しさを伝えていきたいと思っております。 よろしければぜひサポートをお願いします。