できることは何か。悲観的にならず前を向いて進むしかない！子ども達へのメッセージを込めて

安部首相の全国休校の要請、そして鈴木知事の「緊急事態宣言」により、我が市内の小中学校は春休み前までの休校措置の延長が決まった。

ただ、卒業式はどうするのか、休校措置を取ったが登校日を設けるのかどうかについては詳しいことが決まり次第連絡するとのことだった。

北海道の鈴木知事は道の新型コロナウイルスに関する対策会議で、状況は深刻さを増しているとして、28日から３月19日の間、「緊急事態宣言」を出しました。
道民に向けては感染の拡大防止のため、この週末の外出を控えるよう呼びかけています。https://t.co/eVE29ax5li#nhk_news pic.twitter.com/obA4vIkoLR

— NHKニュース (@nhk_news) February 28, 2020

さて、様々な思いはあるが、こうなってしまった以上グチグチ文句を言っても仕方がない。

文句を言うとさらに気持ちが滅入ってしまい、悪循環が始まるだけ。

Newsや新聞などの報道も、ここぞとばかりに批判的な意見を取り上げているが、それは日本国民の不安を煽るだけの行動ではないかと思う。

“みんなでこの危機的状況を乗り切ろう!!”
“賛否両論はあるが、今後の我々の生活の安全のためにも力を合わせよう”

的な報道があると、みんなの思考や雰囲気も変わってくるのではないかと思うのだが···
日本って、そういう報道がなされていないなぁ、批判的な報道ばかりだなぁとつくづく感じた。

子ども達が“納得できないこと”や“やりたくないこと”に対してすぐに文句を言うのも、こういうことが大いに影響しているんだろうなと納得。

減点主義の日本の良くないところ。

じゃあ、これをきっかけに我々ができることは何か。ここから学ぶべきことは何なのか。

ここからは、私のクラスの子ども達に向けたメッセージという形で綴っていこうと思う。
(他の子ども達にも思いが届くといいなと願いつつ)

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コロナウイルスの影響で、突然学校が休みになり、もしかしたらこのまま卒業を迎えるかもしれない。

もしかしたら、あと登校できる日は卒業式のみかもしれない。

予想だにしていなかったできごとに、みなさんも混乱していることでしょう。
大きな不安や不満、残念な気持ち、心残りなことが色々とあるでしょう。

でも、くよくよしないこと。
悲観的にならないこと。
「ふざけんな。死ね！」とか文句ばかり言わないこと。
自暴自棄になって、ネガティブなことばかり考えないこと。

こうなってしまったことは仕方がない。
様々な思いはあると思いますが、受け入れること。
これが大切です。

いつも言っているよね。
自分の意見や気持ちばかりを主張しすぎないこと。
相手の気持ちを考えて行動することや相手との違いを受け入れることが大切だということを。

残念ながら過去や他人は変えられない。
変えられるのは未来と自分だけ。

だからこそ考えよう!!

ここからあなたたちができることは何ですか？
学べることは何ですか？

学校に行けなくなってどんなことを感じましたか。
あなたたちにとって、みんなと一緒に過ごすことや勉強することってどんなことだったのでしょう。
学校に行って先生に勉強を教えてもらうことって、あなたたちにとって一体どんなことだったんでしょうか。

一生懸命勉強に取り組んでいる子も、あまりやる気がない子も、そもそも学校に来たくないと思っている子も、色々な子がいるけれども、この機会に今一度考えてみようよ！


みんなは「学校なんてめんどくさい」「勉強なんてやりたくない」「ずーっとゲームだけやっていたい」「配信を一日中見ていたい」なんて言っていたけれども、実際に学校に来れなくなくなってみて、本当にそう思いましたか？

この経験を通して、もしもその考えが変わり、

「やっぱり学校があった方が楽しい」
「自分で勉強するよりも先生に教えてもらった方が、友達と一緒に勉強する方がいい」
「ゲームだけの毎日はなんだかつまらないな」
「配信を見るのは楽しいけど、学校に行ってもいいかな」

なんていう思いを持つことができたのだとしたら、この経験はあなたたちの考え方や生き方を変えるプラスの経験になるはずです。

世界には様々な子がいて、実際に学校に通うことができない子がいるということも勉強したよね。
学校に行きたくても行けないって、こんな気持ちなんだよ。

さて、この経験を得て、様々なことを感じ、学んだとしたのならやるべきことは一つ。

行動することです！

僕、私はこんなことを思ったよ。考えたよ。
だけでは人生は何も変わらない。

そこから自分が頭の中に思い描いたことを行動することが大切なんだよ。
それも伝えたよね。

これから中学生になり、勉強はより難しくなります。
小学校と環境が大きく変わります。

でも、学校に行けるということに幸せを感じたのなら、今まで以上に勉強に向き合い、努力していって下さいね。

どんなことからでも、学ぶことはできる。
成長することはできる。

要はあなた達の受け取り方、考え方一つなんです。

先生はあなた達に、前向きな考え方ができる人になってほしいと願っています。

卒業まであともう少し。
卒業式で会えることを信じて、今自分たちができることを考え行動しましょう。

前向きにね。
こんなことになっても、明るく自分らしく過ごしてね！

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今日はこんな感じで。

あっ、共感したnote記事。
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ピンチはチャンスですね！
危機的な事態から、何かが変わるきっかけが生まれるのではないかと私も感じます。

長文でしたが、最後まで読んで下さりありがとうございました。

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