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毎日鏡で見る姿は、真か否か〜ひとり旅を通して見つけた本当の私〜

こんにちは。POOLOJOB受講生のChisatoです。

突然ですが学生生活を終えて、社会に出てから数年が経ったあなたは、自身のことをどれくらい知っていますか?とくにあなたが大事にしている「コト」はありますか?

すぐに回答できるあなたを私は尊敬します。なぜなら、当時の私は趣味はあっても大事にしているコトが何かわからなかったから。知ってそうで案外知らない自分自身。私がそれを見つけられたのは旅のおかげでした。

今、同じように悩んでるあなたが本当のあなたを見つけ、大事にしている「コト」に気付くきっかけになれたらと思い、私がひとり旅を始めた理由についてお話します。

急に自分がわからなくなった                

私は25歳のときに急に自分が分からなくなりました。
理由としては「私こんな顔だったっけ?」と見てわかるほどに体重は激減し、新卒で入社した会社を心身不調で退職。その状態で入り込んでくる膨大な情報量に追いつけなくなり、自分自身のことを考えられなくなる。つまりは情報過多です。

ニュースでも頻繁に耳にするようになったこのワード。XやインスタグラムなどのSNSを通して誰もが「いいね」と感じたことを拡散し共有することができるようになった近年、さまざま情報を容易に得ることができ、便利な環境へと変わりました。

しかし、この容易に誰かと共有するという行動を毎日続けていくにつれ、次第に自分を見失っていきました。視野を狭め、情報の多さに自己処理が追いつかなくなり、意味のない他者との比較をし、ついには自分に関わる全ての情報を絶ちたいという気持ちが生まれました。

なぜひとり旅を選択したのか

この感情をリセットするため、私は勢いでひとり旅に出ました。なぜ旅だったのか。それには理由が3点あります。

①知ってる人がいない場所に行きたかった
②時間に縛られずに行動したかった
③情報に左右されたくなかった

海をひたすら眺め、色を目で、風を肌で、音を耳で感じ、においをいっぱい吸い込んだ

現地ではスマホを極力使わず、その代わりに何もせずただ自然を長時間眺めます。日頃スマホやパソコン見ている目や、イヤホンから流れてくる音楽を聞く耳など、酷使している五感を研ぎ澄まし、そして現地の人に積極的に話しかけました。
するとその地域の良さや暮らし方、どう生きてきたかを知るようになっていきます。

そのストーリーを聞くのはとても新鮮で刺激的な時間となりました。私はこれからもそうした体験を大事に積み重ねていきたいと思い、ひとり旅を続けています。

もしあなたがご飯屋さんに入ったらカウンター席に座ることをおすすめします。なぜなら店員や偶然隣に座った人と距離感が近くなり、話しやすくなるから。話しかけるには勇気が少し必要かもしれませんが、その体験が自己を見つける1つのきっかけになると思います。

ひとり旅で体験し気づいたこと

ひとり旅で気づいたことは2つあります。1つは研ぎ澄ました五感は心を正常値に戻してくれること、そしてもう1つは各々の生き方ストーリーがその地で輝いているということです。

スマホに頼らず現地の人と話すことで、だんだんと見えてきた、私の大事にしたいコト。その体験を積み重ね、思い返していくと、私はその地域とそこに住まう人の暮らしを、リアルに聞く/知る/繋がるという瞬間に喜びを感じ、そこに価値があると気づくことができました。

これからの自分のために旅をしよう

ひとり旅に出たことで、その地域とそこに住まう人の暮らしをリアルに聞く/知る/繋がることに、喜びを感じる自分を知りました。いろいろな地域の人たちの話を聞くことで、色々な考え方があると知ったし、自分の中で狭まっていた視野が広がっていきました。

私には好きな言葉があります。それは「過去の自分が今の自分をつくり、今の自分が未来をつくる」です。正解/不正解はありません。あなた自身が「未来がこうであったら嬉しい」をつくっていくために、ひとり旅を私は勧め、あなたに前に進んで欲しいと願います。

大事にしている「コト」を探しに、旅に出ませんか?  

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