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【大臀筋強化にワイドスクワット】実は間違い!?

こんばんはちょんまるです!!

本日は引き続きスクワットについて書いていきます!

タイトル通り、ワイドスクワットにまつわる都市伝説的なものについてお話ししていきます!笑

ワイドスクワット=大臀筋のトレーニング

というイメージが強いですが、実はその説はビミョーです。

それについてお話ししていきます!

色々な例を出してなるべく深くお話ししていきます!



ハムストリングの鍛えわけ

スクワットに入る前に、まずはハムストリングを例に出して説明する。

ハムストリングには大きく分けて、近位と遠位、内側と外側、コンセントリックとエキセントリックと言う鍛えわけができる。

例えば
・スクワット
・ルーマニアンデッドリフト
・スティフレッグデッドリフト
の中で近位と遠位分けたときに、どうなるかと言うと

スクワット→近位
ルーマニアンデッドリフト→中間位
スティフレッグデッドリフト→遠位

となる。

例として、膝を曲げずに前屈してみるとわかる。
膝の裏あるいはふくらはぎの上が伸びて痛いと言うようなことが起こる。
つまり膝を伸ばした状態で前屈(股関節の屈曲)を行うとより遠位に効くと言うことになる。
つまりスティフレッグは遠位をターゲットにした種目だとわかる。

逆に言えば、スクワットやスモウデッドリフトと言ったような股関節を屈曲させて行う種目は近位を鍛える種目と言える。


次に内側と外側で分けて考える。

ここでポイントになってくるのは足幅だ。

足幅を広げると内転筋に効くということはわかっている人が多い。

つまり足を広げれば内側に効くということは、内側ハムストリングに効くと言える。
それは単純な話で、足を広げるということは内側の筋肉がよりストレッチされるため効きやすいということだ。

まずここで、一つ矛盾が生じる。

足幅を広げる、つまりワイドでやると内側が効くといっているのに対して、ワイドでやると大臀筋に効くともいう。

足幅を広げて内側に効くのに、外側にも効くということはありえない。

これがワイドスクワットが大臀筋に効くのは微妙という点の一つ。


次にコンセントリックとエキセントリックについてだ。

少し難しい話になるが、コンセントリック収縮で鍛える際、筋肉は収縮時に筋発揮するため作用通りに鍛える必要がある。

まずスクワットにおける大臀筋の使われ方としては、しゃがんだとき(股関節が屈曲したときに伸張されそれに耐える働きをする。つまりエキセントリック種目であるとわかる。

エキセントリックの場合は、伸張時に筋発揮するため、作用と逆のことに耐える使い方をする。

つまり、意図的にその作用通り使うわけではなくその作用と真逆な力に対して筋発揮をし、耐える使い方をする。

大臀筋には、股関節の伸展、外旋、外転という作用がある。

ワイドスクワットの場合、もうすでに外旋と外転をしてしまっているため筋発揮がしづらい。

どういうことかというと、上腕二頭筋で考えるとわかりやすい。
上腕二頭筋は肘を屈曲させる働きがある。
そこで壁や机などに前腕を当てて、他動的に肘を屈曲させてみてほしい。
すると上腕二頭筋はだるだるに緩むはずだ。
この状態では到底筋発揮できないとわかるだろう。

これがワイドスクワットになると、股関節の外旋、外転はもうすでに地面がしてくれていることになるので、自ら真逆の力に耐えるというよりは他動的にその作用に持って行ってもらっていることになる。

これがワイドスクワットが大臀筋に効かない理由の二つ。




以上になります。

まだ他にもナローの場合やフルスクワットの場合など書きたいことは色々ありますが、長くなるのでここら辺で終わりにしておきます!

最後までご覧いただきありがとうございました!



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