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母の命日に想う

【命日に思う】
お墓まいりをしてきた。
小雨模様の中、街路樹も徐々に葉を落としていく寒々とした初冬の
11月9日、今日は母の8回目の命日。

思えばあっという間の8年間だったが、振り返ればその間にもいろいろな
ことがあった。
楽しいこと、嬉しいこともあれば、悲しいことや辛いと思ったことなど様々だ。
(それを言えばなにも8年間に限ることではないが)

兎にも角にもこうして何とか今平穏に過ごしていられることに、父母のお蔭と
あらためて感謝したい。

母は「気くばり」の人であった。
父に対してはもちろんのこと、親戚や近所、知人や誰に対しても
そうであったと思う。

本人はどれほどの気くばりを意識していたかいなかったかは分からないが、
少し大人になって来ると傍目にもよく解った。
我が家が、世間様に対し恥ずかしくないようにとの責任を感じていた
のかもしれない。

私は妹と弟のいる3人兄弟だが、それぞれが家庭を持ち子供を授かり、
兄弟の間柄もまずは良好だと自負している。(弟妹のお蔭か)

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「家族」と言えば父母と兄弟3人が自分にとっての第一の家族だった。
父母亡き後も弟妹はいつまでも私にとってのその家族だ。

今や私と家内と息子3人が最も大事な「家族」。

息子たちはそれぞれの道に進み、親からとやかく言うべき年でもないだろうが、
お天道様に恥ずかしくないよう、明るく元気に歩んでいけることを日々祈る
のみである。


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