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ポケットモンスターソードを初見から一週間真面目にやってみた記録

※noteの仕様により100円表記されていますが無料で全文が読めます。

"絆"が勝ちました。


お詫び

期間中はメモ書きnoteを更新する予定だったんですが、連日の長時間プレイで思ったよりも疲労が蓄積してしまったことと、本番に近づくにつれて情報戦の側面が強くなってきたことから、最初の数日のみの更新となってしまいました。ごめんなさい。

プレイ時間

÷7すると一日あたりのプレイ時間がわかりますが、ちょっとやりすぎですね。

これは何も100%努力の結果こうなったというわけじゃなくて、僕は昔から短期的にゲームに集中して取り組むと、一日あたりの睡眠時間が大幅に減る傾向にあります。体質の問題なのか人間という種の問題なのかは定かではありませんが、一日のうちに集中しすぎると脳みそがぐるぐる回り続けている感覚で寝れなくなるので、「寝れないなら『ヨロイこうせき』集めておくか……」的思考でやっていました。

本当はもっと寝たいし、常識的に考えて健康的に生活すべきです。次回似たようなことがあるならそこはちょっと考えながらやりたいなと思っています。

一日目から振り返る

うろおぼえで書いているので、配信と見比べて「これは二日目の出来事じゃねえか!!」とかあるかもしれませんが、そこは重要じゃないので大目に見てください。全体の流れが大事。

一日目

企画開始までポケモンソードについて調べてはいけない取り決めがあったため、企画開始と同時に『ポケモンユナイト』の実況解説陣とポケモンのオタクがいるDiscordサーバーにルールの画像を貼り、「どうするのがいいですか?」と聞いた。そうしたところ帰ってきた返答がこれ。

黒塗りはクローズド特有の表現があったので念のため
ポケモンのオタク、あまりに本質的

この世は優しさに溢れている。水上さんにもポケモン貸してもらったりと大変お世話になりました。ありがとうございます。飯はいつでも奢ります。

ありがたいことにこれで最初の方針が決まった。まずはダイマックスアドベンチャーを利用してストーリークリアの効率化。クリア後の育成環境の作成。そしてレンタルパーティの利用。

一日目はとにもかくにもストーリークリアということで、教えてもらった通りスイクンを捕まえて、話は追いつつもストーリーを突っ走った。剣盾のストーリーは本当に良くて、「ポケモンがもしスポーツになったら」という世界観を見事に描いていると思う。スポーツは生活ではなく娯楽でしかないという悲観的な見方に対しても、「でも僕たちはやるんだ」とゴリ押すのがいい。そう。僕たちは結局エゴを押し通すしかないのだ。

二日目

育成の土台作り。具体的にはヨロイ島の自動販売機を設置するためのワット集め、DLC限定の伝説のポケモンを入手するためのストーリー進行等。基本的にはがむしゃらにヨロイ島のビークイン/ミツハニー/ラッキー/ハピナスをザシアンのきょじゅうざんで周回していたけれど、これが最大効率だったのかどうかは不明。

有識者に話を聞いてみても、やりこんでいる人ほどDLC実装前に環境を作っているので、「DLCを最大に購入した状態で一から育成土台を作った人」の話を聞くのが難しかった。自分なりに情報を継ぎはぎしてやってみた感じだったけど、どうだったんだろう。

余談としては、

わざとらしく肉を食いながらビークインを倒す画像をTwitterにアップしたものの、実のところ肉を食いながらビークインを周回はしていない。普通に食べたし普通に会話していた。

一緒にいた人間が焼いている肉の写真を撮りだしたので僕も撮るかと思った時に、「対決期間中に肉を焼いてる写真をTwitterにアップロードするのは舐めプレイにあたり、厳しい叱責を受けたり観戦している人が冷めてしまうのでは……?」と思い、"演出"した。noteには真実があるが、Twitterには演出がある。これが2022年のインターネット。

そんなちょっとした演出だったんだけれど、一方でこれがなるおさんの配信では「ちょもすは焼肉を食いながらポケモンをやっている。お前は?」という攻撃の材料になっていたのが妙に面白かった。「やってないんだけどなあ……」と思いながらも、面白いのでほうっておいた。

その日は二軒目で近くのサイゼリアに行った。そこでは普通にビークインを倒しながら会話した。

三日目

他人のパーティで対戦できる機能である『レンタルパーティ』を使って、ランクマッチでの対戦を始めた。

ここで僕は大きく衝撃を受けた。ダブルバトルが想像よりはるか難しい。レンタルしてみた構築の勝ち筋がわからない。構築記事に書かれている狙いの動きが出来ない。これは格闘ゲームに例えると「波動拳が出せない」といった感覚だった。一方的に相手の波動拳を食らって、こちらは波動拳が出せない。だから勝てない。そんな感じ。

今でこそわかったことだけれど、これは構造的な問題だった。つまり、インターネットで検索すると仔細が出てくるダブルバトルの構築は相手の攻撃を一度受け流すような構築が多く、相手がやってくることを理解していなければ使いこなせないものが多かった。

なぜそうなるかといえば、それが安定度の高い戦術だから。ポケットモンスターの対戦において、特化した戦術には必ず穴があって、理解したもの同士の戦いならその穴をつくことで容易に勝てる。だからインターネット上のダブルバトルの構築は「相手のやりたいことを一度受け流すこと」や「相手のやりたいことをやらせないようにする」ことに秀でており、ゲームの理解度が高くなければ厳しいものが多く、初心者に使えるものでは到底なかった。なぜなら特化した戦術を咎められないから。

四日目

「このゲームは、形になるまでめちゃくちゃ時間がかかる。」直観的に感じた僕は、とにかく対戦の回数をこなさなければならないと思った。そうして考えればレンタルパーティでひたすら対戦するのが最適なようにも思うが、これには障壁があった。ダブルバトルの一試合で消費するカロリーが、とても高いのだ。何時間も連続してプレイするのは難しい。

ましてや何もわからないところから始めたので、一試合で入ってくる情報量がとにかく多い。初見のポケモンのタイプに加えて、フィールドのこと、ダイマックス技のこと、とくせいのこと、物理と特殊のこと、すばやさ種族値のこと。膨大すぎる情報量が毎試合僕の脳みそに押し寄せてきて、押しつぶされそうになってしまった。

これに対して僕は二つの対策で乗り切った。一つ目は僕が新しくゲームを始める時にいつもやっている、情報量を絞ること。一試合からすべての反省点を見つけ出して改善していくのではなくて、重要と思われる一つだけを持ち帰って、他の点は反省しない。むしろ一日前や前の試合から成長している点を積極的に発見して、「自分は確実にうまくなっているのだ」と褒めること。

そして二つ目は育成と対戦を織り交ぜてプレイすること。どうしても対戦ばかりだと疲れてしまうので、「休憩」としてめぼしいポケモンの育成をはじめることにした。結果的に本番で使わないポケモンももちろん出てくると思うけれど、とりあえず6匹育成すれば後はずっと対戦してても良いという精神的な安定感は大きい。育成には時間もかかるので、余裕をもって対戦するためにもこの工程は必要だったと感じた。

五日目以降

なるおさんがかなり本気で取り組んでいることを感じたので、情報戦を展開することにした。手ごたえを感じていたキングドラの構成はあまり配信中に使わずに、パルキアのトリックルームの構築を使うようにした。もちろん場合によっては本番でも使う可能性はあったけれど。

最終的にはこうなった。レギュレーションを踏まえれば十分な仕上がりだったと思う。

その他諸々(まさかのオチなど)については番組中や昨日の感想配信で語ったので、そちらをご覧ください。

展望とか感想とか

ゲーム渡されて一週間やれと言われた時の、僕の最大限は出せたと思うし、それは見せれたので良かったと思う。そして何より勝てて良かった。負けたら協力してもらった人々に本当に合わせる顔がなかったので、正直かなり精神を削られながらプレイしていた。そういえば、久々に真剣勝負の場に立ったな。

番組も面白かったという人たちが多くて本当に良かった。なるおさんが僕の異常やりこみを受け止めてくれたおかげでもある。本当にありがとうございます。これで番組がつまんなかったら僕の寿命削り損でしたからね。

僕の得意分野はここなんだということも再確認した。こういうのを記録に残していけば世の埋もれた初心者の人達に道を示せるかもしれないし、もっとやっていけたらいいですね。

「なんでもあり」は色々と議論の余地があるルールだったとは思うけれど、「なんでもあり」だからこその良さもあったし、ちゃんと検討したいところ。「勝とうとするほど配信しない方がいい」とかはここで語ると記事が長くなりすぎるので、また別の記事で書こうと思います。


そんなところです。引き続きちょもすと魚群をよろしくお願い致します。

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