氷の世界

ラジオから流れてきた曲があまりに素晴らしく、40を超えて新しい才能に触れた歓びに胸を躍らせた！

radikoを改めて聞きなおすと、それは49年前に作られた井上陽水の「氷の世界」だった。　

日本ではじめてミリオンセラーを叩き出した有名な曲という事を知り自身の音楽リテラシーの無さに情けなくなった。

それでも前知識なく感動できた私は捨てたもんじゃないなと思う。

この感覚は深夜のテレビでたまたま見た映画「ある子供」を夜中2時に傑作と膝打ち興奮し、その後、カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞していた事を知った感覚に似ている。

世間の評価と自身の評価が一致している事は
孤独から離れる。

そして、「氷の世界」「ある子供」が描く人間の孤独に人々が惹きつけられている事を知る。