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ストレスへの対処法について

 みなさんは、ストレスにはどのように対処しますか。

 私は今までの人生の中で、ある程度、方法論を確立しています。それはシンプルに、次の2つです。

 まず「逃げることができるのであれば、極力逃げる」です。特にそれが、自分の成長になんら寄与しないのであればなおのこと。そもそもお鉢が回ってこないように工作します。君子危うきに近寄らずです。

 もう1つは、自分の成長に少なからず関わりそうなこと、もしくは逃げることにより、さらなる新たなストレスを生じてしまいそうな事柄に対しては「やれることを全部やる」です。

 例えば、人前でスピーチするのが苦手だとします。理想は、そもそもそんな機会を最初から作為しないことですが、それでも神の采配から逃げられそうにないときは、原稿を作り、推敲を重ね、スピーチの練習を誰かに聴いてもらうなど、できるだけのことをやります。

 そうして、やれるだけのことをやり尽くしたとき、これで悪い結果になったとしても、それは仕方ないよねという境地に達することができます。

 それで駄目なら、その課題は心底あなたに向いていなかっただけのことで、もはや決定論の世界です。話を受けた時点で、どうジタバタしようが結果は決まっていたのです。あなたのせいではありません。

 このように、ストレスは、まだ自分になんとかできる余地があったときに起こりやすいという特徴があります。例えば、暗闇でこけて足を挫いたとします。それをある種の運命として受け入れるか、あるいは夜道は避けるべきだったと後悔するかは人それぞれです。

 しかし、少なくとも、あらかじめあらゆる可能性を考慮した上で、それでもこけてしまったのであれば、自然と仕方ないよねということで受け入れられるのではないかと思います。考慮する余地すらない不可抗力であればなおのことです。

 最終的には、世の中そんなもんという、ありのままを受け入れる精神状態にいかに持っていくかが、ストレスに対処する上で最も重要なポイントになると思っています。

 冒頭でも述べましたが、みなさんはストレスにどのように対処しますか。よかったら、私の考えを参考にしてみてください。

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