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【読書】地雷グリコ/青崎有吾
みなさんこんにちは。
今日はこちらの本を読みました。
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あらすじ
ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説!
射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。
所感&スカッと感がたまらない!
今回のお話は、本格頭脳バトル小説です。
頭脳戦がこれでもか、と繰り広げられます。
私はあまり難しいことが考えられない人(笑)なので、実際のルールが記載されている時に、このゲームはこうしたら勝てそう、とか考えられないのですが、
だからこそ、主人公の真兎を見守る鉱田ちゃんの気持ちでドキドキハラハラ!
最後からくりがわかった時の衝撃!!
それがなんと5回も味わえるのです。
ふんわり続き物ではありますが、連作短編集のようにそれぞれでも楽しめるので、
隙間時間にも読みやすいかも(でも我慢できなくて続けて読んでしまうのですが)
徐々に登場人物が増え、最後はスカッと終わりもするので
爽快感があります。
また、行われるゲームについても風変わりなものでありながら、
誰もが階段でやったであろう【グリコ】や百人一首を用いたものなど、想像しやすいのも読みやすいポイントです。
今漫画で読んでいる暗号学園いろはにも似たような雰囲気を感じれます。
こちらは西尾維新原作ですよー。
頭脳バトルものって、あの最後の種明かしの時の周りのざわめきがなんとも良いですよね。私も一緒にざわざわですが。
よくこんな話を思いつきますよね。
これだから本を読むのはやめられない。
一気読みすること間違いなしですよ!
気になった方、ぜひ読んでみてください〜!
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