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ネガティビティバイアスと子どもの頃の思い出

最近よちよち歩き出している娘。
娘が歩いてくれるので、体力的には少し楽になりましたが、娘の速度で歩く、かつ一進一退を繰り返しながら歩くので、スピードはものすごく遅くなります。なので、その時間はVoicyタイムに当てています。これだと娘が一進一退を繰り返しても何のその!

毎日のお散歩のお供はワーママはるさん。(最新回は900回超えているのにまだ141回…聞かなきゃ!!)

この回を聴きながら、自分の幼少期に思いを馳せていました。

人は、ポジティブな記憶よりも、ネガティブな記憶の方が記憶に残ったり、注意を向けやすくなるんだそうです。この現象が生じる理由としては、リスクや不快なものを回避しようとする生存のメカニズム、また社会に適応するためのメカニズムが関わっているとする説があるんだとか。

幼少期、辛い記憶が印象に残るものなのかな、って思い、自分の記憶を思い返してみたのですが、18年間過ごした故郷の思い出のなんとまぁ薄いこと。。。
おかしいですね、その後の人生が楽しかったのかな。。。笑

ただ、親は自営業をやっていて、日曜日しかお休みがなかったのですが、それでも休みの日は遊びに行った記憶しかないのです。
故郷はなかなか田舎の海辺の街です。18歳の高校卒業までをそこで過ごし、大学入学を機に故郷を出ました。

春が近づくと浅利を掘りに行ったり、季節の花を見に行ったり。
夏が近づくと田んぼのクリークにめだかやカダヤシを取りに行ったり、プールや海にもたくさん行きました。
秋が近づくと、近くの山に遊びに。サイクリングにも行きました。
冬が近づくと…なんだろう?アイススケート場かな。防波堤のところに、ローラーブレードの練習にもよく行きました。
我が故郷は、映画館が潰れてコンビニになってしまうほどの田舎なので、休みの日に車で1時間かけて映画を見に行くのも、楽しいイベントの一つでした。春の名探偵コナンは必見でした。

確かに父は短気な性格で、母に怒っている姿とか、勉強せずに怒られた事などは覚えているものですが、その他は結構楽しい記憶が残っているものですね。(映画館に行くときに、学生証を忘れてめちゃくちゃ怒られた事はすごく覚えています笑)

子どもの頃の記憶を思い出すほど、日曜日しか休みがなかったのにこんなに遊んで暮れたという記憶が溢れてきました。大人になったからこそ、そのありがたみがひしひしとわかります。

もし、今後ネガティブな記憶が残ったとしても、娘には楽しい記憶が溢れるよう、たくさん色んなところに連れて行ってあげたいな、と思った今日でした。

以前1/4ほど読んだTRICKという育児書にも、育児する上で自分の幼少期を振り返ることは大事だって書いてあった気が。ちゃんと読み直そう。。

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