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【読書】線は、僕を描く/砥上裕將

みなさんこんにちは。
今回はこちらを読みました。

あらすじ

2020年本屋大賞第3位、ブランチBOOK大賞2019受賞。こころ温まる水墨画小説

「できることが目的じゃないよ。やってみることが目的なんだ」
家族を失い真っ白い悲しみのなかにいた青山霜介は、バイト先の展示会場で面白い老人と出会う。その人こそ水墨画の巨匠・篠田湖山だった。なぜか湖山に気に入られ、霜介は一方的に内弟子にされてしまう。それに反発する湖山の孫娘・千瑛は、一年後「湖山賞」で霜介と勝負すると宣言。まったくの素人の霜介は、困惑しながらも水墨の道へ踏み出すことになる。第59回メフィスト賞受賞作。

Amazonあらすじより

所感&水墨画習いたくなった!

新たな世界を知れる、というのが読書のいいところですよね。
今回はまさにそう!

水墨画なんて、きっとちゃんと見た事はないけれど、今回の本を読んで興味を持ちました。
なぜこの本を選んでいたかというと、まさしく水墨画、という見慣れない職業を題材にしていたから。

ひょんな事から水墨画を習うことになった霜介と共に水墨画の世界を覗くと、私もやってみたい!という気持ちがむくむく。
馴染みのある習字の筆でこんな使い方ができるなんて!(もしかしたら全く同じ筆じゃないかもだけど)。

お話としても、霜介がどんな思いで水墨画に向き合っているのか、また湖山先生がなぜ霜介に水墨画を教えることになったのか。
またら周りの人たちのキャラの良さも相待って、ページを読み進めながらどんどん引き込まれていきました。

水墨画という新たな世界を知りたい方、ぜひ読んでみてください。
またこの時代にYouTubeが普及していてよかった!本を読みつつ四君子の動画とか見てたら、なるほどこれか〜!と目から鱗。

私が見た動画置いときますね。


近くの水墨画教室、軒並み平日開催だわ…。老後の趣味の一つに考えよかな。

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