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【読書/Netgalley】鏡の国/岡崎琢磨

みなさんおはようございます。
今回はこちらを読みました。

あらすじ

★『王様のブランチ』Bookコーナーで紹介され話題沸騰!(2023/09/16)★日本経済新聞『目利きが選ぶ3冊』で紹介されました!(2023/09/21)★発売即重版決定!たちまち3刷2.8万部突破!

反転、反転、また反転――!本気の「仕掛け」を堪能せよ! 『珈琲店タレーランの事件簿』の著者がおくる、2023年大本命ミステリー。

●STORY大御所ミステリー作家・室見響子の遺稿が見つかった。それは彼女が小説家になる前に書いた『鏡の国』という私小説を、死の直前に手直ししたものだった。「室見響子、最後の本」として出版の準備が進んでいたところ、担当編集者が著作権継承者である響子の姪に、突然こう告げる。「『鏡の国』には、削除されたエピソードがあると思います」――。削除されたパートは実在するのか、だとしたらなぜ響子はそのシーンを「削除」したのか、そもそも彼女は何のためにこの原稿を書いたのか……その答えが明かされた時、驚愕の真実が浮かび上がる。

Amazonあらすじより

所感&確かにどんでん返しだった

こちらの作家さんは初めて読んだのですが、
珈琲店タレーランの事件簿は聞いたことがありました。
ほんわか系の作家だと思っていたのですが、本の表紙に騙されたんですかね?笑

今回のお話は、大御所ミステリー作家 室見響子の遺作であり、ほぼノンフィクションの物語と現代とが行き来しながら進んでいきます。
今から未来の時代の話で、小説の中が2020年~のコロナ禍を描いていました(本編とは全然関係ないんですが、うまいですよね!これで今の話も過去の話として描くことができるなんて)

鏡の国、という名前にどんな意味があるのか。
編集者がいう隠されたエピソードとは何なのか。

正直、こんなに本を読んでいるものの、ミステリーの謎解きとか犯人は全然わからない私。

なので、謎解き部分を読んでいつもびっくりするんですが、今回も驚きました!

そうか、そうなのか!
おぉ〜!まさかの!

すっかり騙されました。

そして、読んでる時は全然気づかなかった違和感。まぁ後から言われると?みたいな感じで、こちらは肩透かし感ありましたが、全体的にまとまっていて面白かったです。

秋の夜長に、ぜひいかがですか?

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