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【育休5月課題本】高学歴親という病/成田奈緒子

みなさんこんにちは。
今回はこちらを読みました。(すでに6月になってしまいましたね…時が経つのは早いものです…笑)

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あらすじ

山中伸弥氏絶賛!話題の脳科学者が解き明かす「高学歴親の子どもが引きこもる理由」

「干渉・溺愛・矛盾」子育てに失敗する親には共通点があった。

Amazonあらすじより

所感&前回の本の内容と真逆な内容なのも面白い!

今回の本は、脳科学者である成田奈緒子さんの著書です。
以前、この方の動画を見て記事を書いていたのですが、その内容が、詳しく書いてあるような感じでした。

先日は1歳から公文を習わせた佐藤亮子ママの本を読んでたのに、今回の成田先生は全く逆!

 子どもが生まれてから 5歳くらいまでに、まず「からだの脳」を育てなくてはなりません。寝る、起きる、食べる、からだをうまく動かすことをつかさどる脳です。これは主に、内臓の働きや自律機能の調節を行う視床下部などの間脳や脳幹部を含む部位を指します。

高学歴親という病 第4章

 このからだの脳が育つ時期を追いかけるように 1歳から「おりこうさんの脳」の育ちが始まります。主に、言語機能や思考、スポーツの技術的なもの(微細運動)を担う大脳新皮質のことです。小中学校での学習を中心にぐんと発達しますが、当然ながら個人差があります。おおむね 18歳くらいまで時間をかけて育ちます。  最後に 10歳から 18歳までにかけて育つのが「こころの脳」です。大脳新皮質のなかでも最も高度な働きを持つ前頭葉を用いて、人間的な論理的思考を行う問題解決能力を指します。

高学歴親という病 第4章

5歳くらいまでは、早期教育よりもまず昼行性動物としてのリズムを脳に覚えさせることが大事なんだそう。この土台がしっかりして、初めておりこうさんの脳が育ちやすくなるんだとか。なるほどな〜。

そのためには睡眠時間の確保は大事!!と言われており、ちょっとドキッとしてしまいました…。
3歳児の理想の睡眠時間はお昼寝も含めて12時間ですって!
保育園で2時間くらいは寝てるはずだから、あと10時間…微妙に足りないな…。

せめて20時くらいまでに寝かせることを目標にしてみてください、とありましたが、、
なかなかなぁ。。

いや、頑張ればこの育休中にリズム作れるか?
ちょっと頑張る価値はあるかもです。

面白かったのは、自律神経が育つのはちょっと辛い場面に遭遇した時なんですって。
暑い!寒い!暗い!お腹すいた!など、体が「このままでは危ないぞ」とキャッチできる刺激を送ることが、自律神経を鍛えることにつながるんだそう。人間って面白いですね。

動画を見てたこともあるでしょうが、
やはり専門家の人の話はとても読みやすく、
具体例もたくさん載せられており説得力がありました。

高学歴親は心配性で、ついつい子供が失敗しないように口を出してしまう、と書かれており、またまたドキッ…。

高学歴親というより私の性格だと思うんですが、ついついソファーの高いところに登ったりしてたら注意しちゃうんですよね…だって落ちたら大変だもの…。

前に小児科の先生に、子どもの背よりも高いところから落ちなければ大丈夫、と言われたことを鵜呑みにしていて、目安にはしているのですが、それでもちょっと心配してしまう。
うちの子は慎重派だから、危ない事はやらないとは思うんですけどね…。
それを思うと、息子の場合どうなるか…今から心配だーー(笑)

でも、成田先生曰く、子供を信じて見守っていくことが、信頼につながるのだそう。。
ここは私にとって試練となりそう…。

とりあえず、公園で遊ぶ時によっぽど危険じゃない限りは見守ることを当面の課題にしようかなと思います。あと早寝。

この本を読んだ勢いで、こちらの本も読了。
成田先生が監修しているだけあって、知識の補強になりました。

もし本を読むのはちょっと…という方は、動画だけでも面白いですよ。ぜひ見てみてください〜!

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