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【読書】「一万円選書」でつながる架け橋/岩田徹

今回はこちらの本を読みました。
いやー、夢が広がりますね!

あらすじ

詳細なカルテを基にお客さん一人ひとりにあった本を
選書するサービス「一万円選書」で注目!

1冊ずつ心を込めて「売れる本」ではなく「売りたい本」を売り、
読者が運命の1冊に巡り合うお手伝いをする、小さな本屋さんの物語。

本の中になにがある、字がある。
字の中になにがあるか、宇宙がある。

「本が好きなんです。それに尽きます。
いい本をみんなに読んでほしい。
一人でも多くの人に本の面白さを知ってほしい。
そのためだったらな何だってやるつもりです。」

北国の小さな本屋が、どんな工夫とアイデアで苦境を乗り越えたのか? 「本が読まれない」といわれるこの時代に、こんなにも人々を魅了する一万円選書の魅力とは?
そして、お客さんのカルテを基に選書を担当している本の目利き・岩田徹さんはなぜそこまで今その人に必要な心をゆさぶる本を選ぶことができるのか?

Amazonあらすじより

所感&やってみたいけれど…

こちらは、1万円選書で注目されているいわた書店さんの店主、岩田さんの著書です。
うまくいかなかった書店経営の話から、1万円選書を始めるまで、またどのような内容で行なっているのか、を結構詳しく書かれておりました。

本屋さんって憧れるし、いつかやってみたい気持ちがあるけれど、
ちょっと背中を押された気がしました。

岩田さん曰く、世の中の2%くらいは熱心に本を読んでいるけれど、残り98%はそれほどでもないんだそうです。
その98%の人を振り向かせる力を持っているのは、小さな個人書店だと考えているんですって。何だか夢がありますよね。

今、書店がたくさんつぶれていっている中で、
今後は個性的な本展開をしている小さな本屋さんが増えていけば、業界がいっぺんすると思う、と。

  98%の人たちを振り向かせる力を持っているのは、小さな個人書店なんです。及び腰で〝売れそうな〟本を揃えるのではなく、堂々と自信を持って〝売りたい〟本を並べるんです。売れそうな本は大型チェーン店に平積みされているんですから、そもそも数で敵うわけがないんです。店主の考えや思いが反映されたエッジの利いた品揃え、そして超個性的な店作りで勝負するんです。そんな小さな本屋が全国的に少しずつでも増えていけば面白いと思いませんか?  大げさではなく業界が一変する。革命が起きると思いますよ。

p106

自分の本屋さんを持ちたいなーという夢はあるけれど、
まだ全然ふんわりした夢の話で、子どもがいう大きくなったら〇〇になりたい、くらいのレベルでしかなくて、
でも何だか勝手に勇気をもらった気分(笑)
いつになるかわからないけれど、ちゃんと考えようかなぁ。
考えるにしても、具体性が大事ですよね。

選書カルテもやってみたい!(私が選んで欲しい…笑)
こんな感じの内容だそうです。

・あなたの読書歴  これまでに読まれた本で印象に残っている本 BEST 20
・お仕事、最近気になるニュース、よく読む雑誌
・何歳のときの自分が好きですか?
・上手に歳をとることができると思いますか?  もしくは、 10年後のあなたはどんな人になっていますか?
・これだけはしないと心に決めていることはありますか?
・一番したい事はなんですか?  あなたにとって幸福とは何ですか?

p4

ベスト20とか…検討せねば…!
考えるだけで楽しいですよね。

いわた書店さん、今では1万円選書の応募が多すぎて、
年に1回の応募なんですって。
応募してみようかな。

みなさんは選書されたことはありますか?
本屋さんになりたい人も本が好きな人も選書サービスしたい人もされたい人も、
そうじゃない人もおすすめの本です。
たくさんおすすめの本が載ってますしね。岩田さんが面白い!!って力説されている本はどうしても気になってしまいます。

ぜひ、気になった方は読んで見てください。
Kindleunlimited対象本ですよー♪

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