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【おめでとう】映画「ゴジラ-1.0」ってすごいな

『ゴジラ-1.0』は、日本で賛否両論を巻き起こした作品でありながら、海外で圧倒的な熱狂を呼んでいます。なぜこの作品が国内外で注目されているのでしょうか?

まず、山崎貴監督の作家性が重要な要素です。山崎監督は幼少期に1977年公開の『スター・ウォーズ』や『未知との遭遇』を見て映画監督を目指し、その影響が色濃く出ています。彼は昭和の世界観を美しく再構築する手腕で知られており、『ゴジラ-1.0』でもその日本的な美を象徴しています。団結の精神や家族愛モチーフが作品に登場し、太平洋戦争絡みの映画を撮っていることも特筆すべきです

さらに、本作のストーリーは、焦土と化した戦後日本を舞台に、怪獣ゴジラから日本を救うために立ち上がった元特攻隊員の主人公・敷島らの活躍を描いています。挫折した主人公が失意の中で出会った大切な人々を守るため、トラウマと向き合う形でゴジラに挑むストーリーは、鑑賞の敷居を下げる良い効果を生みました。また、VFX映像の素晴らしさも評価されています。白組という映像制作会社が手がけた映像は、ハリウッドに負けないくらい洗練されており、低予算で実現されていることも驚きです

『ゴジラ-1.0』は、北米市場でも絶賛されており、映画批評サイト『ロッテントマト』では批評家たちの評価で100%中「98%」を獲得しています。第96回アカデミー賞の視覚効果賞を受賞し、興行収入も日本円にして約81億円を記録しています。国内の熱気をはるか上回る海外の熱狂ぶりには、一体どんな秘密が隠されているのでしょうか

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