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怒られすぎた息子と自己肯定感

末っ子の算数の話はまた今度として…
長男の話をしたいと思います。

前に書いていますが、私は元幼稚園の先生で、元保育士です。(あ、現保育士パートです)

これだけ聞くと「保育士さんなんだから、子育てはお手の物でしょ」と言われることがよくあります。

……ん?なんの話?

私はいつも怒っていました。
なんでだかもうわからないぐらい…。

一番酷かったのは真ん中が産まれてから2歳ぐらいまでの間でしょうか?長男はその頃3歳〜6歳ぐらい。数字にしたらハッキリ思い出しました。
その時期です。

今、冷静になって考えるとホルモンバランスの兼ね合いもあるとは思うのです…。←いいわけです。

まず、私は元幼稚園の先生だったし、長男は4月生まれでした。
怒ってばかりの理由に↑これってなに??って思う方もいると思うので説明しましょう。

【幼稚園の先生だった】
だからなに??って思うでしょう?
これはね…下手なプライドですね…
「幼稚園の先生だったのに全然子どもダメダメじゃん」って言われたくなった。
3歳差で真ん中が産まれるように計算して子作りしました。だから、産まれる前までにトイトレや身の回りのことは自分で当たり前のようにできるようになる。等準備をしました。←ハイ、私都合。
その甲斐あって長男は2歳児クラスに入園する3歳の頃にはそんなに手はかかりませんでした。 
ってか、その前から長男は本当に手がかからない子でした。周囲の友だちが驚くほどに。
なのに、真ん中が産まれるとイチイチ重箱の隅をつつくような怒り方をしていたと思います。
「眠くて泣いてるんだから可哀想でしょ!早く寝る支度して!!」
「早く食べちゃいなさい」
「時計を見て動きなさい」
「自分でやりなさい」

…うっるさ…3歳相手に…うっるさ…


【4月生まれだったこと】
はい、これも「だからなに??」でしょう…
これまた私の変なプライドです。
幼稚園に入ってから「え?この子何月生まれ?え?4月??4月なのにこれ?」って言われたくなったのです。私が…
3月ならさ、同じことしても「3月だから仕方ないよ」って言ってもらえるのにな。って。
はぁ…字に起こすとつらい…←いや、辛いのは長男だろ。

ってね…ってね…はぁ…怒りまクリスティ。

夜子どもたちがスヤスヤ寝てると「今日も何であんなに怒ってしまったんだろう…もしかして、私は長男を愛していないんじゃないだろうか?あんなにお腹を痛めて産んだのに??そんなバカなはずはない…」と後悔するのですよ。怒られた息子にしてみれば、そんな寝た後に後悔されるより怒られない方がいい事は100も承知なのですが…

でね、人格形成で最重要である幼児期にそんな扱いを受けた長男はさぞ自己肯定感が低い人間になると思われるでしょう?私も思いました。

長男、12歳。自己肯定感ハンパねー。

それはもう羨ましいほどに。
・テストから帰ると「できた!100点の自信しかないー 」←この時は実際100点でした。
・ピアノのオーディション等は必ずし立候補してくる。オーディションまで1週間しかないのに新しい楽譜を渡されたとしても「ま、大丈夫だよ。できるようになるよ」と。←私なら絶対やらない!
・マラソン大会では「1位とってくる」と毎年出かけていきます。←1位は6年間ありませんでした。最高位3位🥉
・あと1ヶ月を切った受験も「イケると思う!」←なにが?どこが?母さんはイケない気しかしない…

エピソードたくさん。

なんかさ、えらい子育て評論家?とか、教授?とかそんな人は言っている。怒りすぎると自己肯定感の低い子になります。と。

なりませんでしたー

よかったです。長男よ、あんなにプリプリ怒ってごめんね。多分ホルモンのせい←あくまで言い訳。



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