レプロナイザー体験記〜世界のサラサラを目指して
レプロナイザーというドライヤーをご存知だろうか。
わたしは馴染みの美容師さんから聞いた。
使いやすくて性能のいいドライヤーってないですかね、と。
わたしは胸にかかるくらいのロングヘアで、髪の量は普通よりやや多め。
痛みは少なく、パーマが全然かからないくらい強い髪をしている。
おかげでこれまで、ヘアケアには気を遣っているとは言っても、高価なものに手を出すほどではなかった。
が、わたしもいい加減大台の近づいてきたわけで、素材に頼っているとそのうちガクッと衰えが来るのは目に見えている。
美容にしても健康にしても、すでに「嗜好品としての美容/健康」ではなく、「将来の医療介護費削減」のための出費だ、と考えることで、(やや言い訳ではあるが)そこそこのお金を美容健康費に使うようにしている。
将来寝たきりになったり、高額な美容液に頼らなくていいように、今から積み重ねが大事なのだ。
そんな話をしていると、美容師さんが
「レプロナイザーって知ってますか？」
という。
知らないと答えると、
「めちゃくちゃ高いんですけど、あれはドライヤーというより美髪器で、風を当てれば当てるほど、髪がツヤツヤになっていくんですよ。顔にも使えるらしいですよ」
と。
そんな、時短したくて聞いたのに、時間をかけるほど美しくなるとは何事か。
何やらナノなんとかとかいう成分で、数メートル離れてアクリル板をおいてでも、その成分が髪まで届いてツヤツヤになるほどだ、ということらしい。
さすがにここまでいくと幸せの壺レベルで怪しい。
公式が検証動画をあげているというので、後で見てみることにした。
さて、レプロナイザーの公式サイトはこちら。
レプロナイザーには世代があり、最新は27D plus、検証動画はそれよりも2世代ほど古い4Dplusのものである。
…… 本当に髪がサラサラになっていく。
いや、実際問題、日常で何時間もドライヤーの風を当て続けるなんてことできるわけではないのだが、これが日々の積み重ねとなればいかほどだろうか。
あまりに衝撃を受け、そして次に買うドライヤーはレプロナイザーにしよう、と誓った。
これが2年くらい前の話。
そして先日、ついに我が家にレプロナイザーがやってきた！
世代は7Dplus。
最新のものよりひとつ古い型とはいえ、お値段定価8万円である。
バカなのか。
(ちなみに最新機種の27Dplusは12万くらいする。)
悩みに悩んで、でも今後の髪のためだ。
最近抜け毛も増えてきたし、アウトバストリートメントも欠かせない。
シャンプーもいいものを使うと金がかかる。
どうにかレプロナイザーで吸収できないか。
そんな言い訳をして、「将来ハゲて育毛剤やら薄毛治療をするよりは安い」という「医療費理論」で購入を決意した。
さて、その効果や、いかに。
レプロナイザー検証実験
この実験は、以下の条件で行われている。
・シャンプーはレプロナイザー以前から使っているもので、変更していない。
・温風で全体を乾かし、そのあと髪をとかしながら冷風を当てて冷ます。
・そのあと、時間は日によって異なるが、「右半分だけ」数分間長く冷風を当て続ける。
・写真は朝起きてブラッシングをし、何もつけない状態で撮る。
なおわたしの髪質は上記のとおり、
・髪の痛みは少ない
・ロングのストレートヘア
・パーマがかからないくらいには強い
・ヘアセット(朝)にはアルガンオイルのみ使用
である。
正直その辺の人より髪が綺麗だという自負がある。
そのわたしで、どの程度変わるのか。
<使用2日目>
この日が実質1日目である。
はじめは「左半分」でやろうと思っていたのだが、写真を撮る都合上、左側に光が当たるので、効果が分かりにくいと思い、「右半分」に切り替えた。よってこの日は、「左半分」「右半分」を1日ずつ行った次の朝である。
<使用4日目>
写真の解像度のせいでわかりにくいが、左半分のほうが右半分よりややボワっとしている。
<使用6日目>
明らかに右側の方がまとまってボリュームダウンしている。
ホワホワとした髪のハネやうねりが少ない。
<使用28日目>
もう明らかに右側の方が髪質がいい。
まとまり具合半端ない。
写真だと自撮りゆえどうしてもわかりにくいが、触り心地なんか「おんなじ頭から生えてる？」というレベルで違う。
本当は1ヶ月続ける予定だったが、ここで終了とした。
これ以上左右差が出ては本当に困る。
検証結果
いかがだろうか。
正直4日目くらいで差が歴然となってしまったのだが、触り心地はその後もどんどん進化していった。
そして驚くべきことに、レプロナイザーを使い始めてからアウトバストリートメントを使っていない。
すでに髪がサラサラで、使う必要がないからだ。
さらにすごいのは、髪を切ってちょうど1ヶ月ほど経ったというのに、毛先がごわついていないのだ。
今回、あまり透かずに長さを揃えて切ってもらったので、通常であれば毛先がゴワついてくる。
それがない。
結論
レプロナイザーはいい。
すんごくいい。
髪を気にかける人は、買ったほうがいい。
確かに高い。
高いけど、とりあえずアウトバストリートメント代は不要になる。
年間￥4,000×3=¥12,000くらいが不要になる。
さらにロングヘアであれば、「毛先がパサついてきたからいい加減カットに行くか」の頻度が絶対に下がる。
年間¥7000×4が¥7000×3で済むようになること請け合いである。
つまり年間¥20,000くらいの節約になる。
それが数年、家電の平均寿命でいえば5年くらいは続く。
そうすると10万貯まる。
きちんと貯めておけば、現役レプロナイザーが壊れたとして、躊躇いなく次のレプロナイザーが買える。
ちなみにわたしは目的別貯金が苦手なので、レプロナイザーを使うたびに財布の小銭を貯金箱に入れることにした。
チリツモでいずれレプロナイザー代になるだろう。
高級な家電を買うのは怖い。
それはよくわかる。
しかも冷蔵庫はエアコンなどという必要不可避なものではなく、ドライヤーという名の美容機器である。
無駄に思えるかもしれない。
でも実際に効果が数日で実感できるのだ。
もう昔のドライヤーには戻れない。
髪の美しさをキープしたい、あわよくば増したい、と思う方は、ぜひレプロナイザーの購入を検討してほしい。
後悔はしないはずだ。
※当たり前ですけど効果の実感には個人差があります。
髪質により合う合わないもあると思います。
その辺のことはよく考えてくださいね。
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