諦めたら自信がつく

何かを描こうとして、造形しようとして、自分が思ったようにいかずに落ち込んでしまう。

 

やっぱり自分はダメなんだ。才能なんてないんだ。と自信を失ってしまう。

 

でも好きだからもう少し続けてみる。

 

だけど思うようにいかない。

 

巷に溢れてるめちゃすごい人たちの作品と比べて落ち込む。

 

さらに自信を失う。

 

そんなサイクルでずっと自信が持てない。

 

そういう人は非常に多いと思います。

 

そうなった時どうすればいいのでしょうか?

 

そうです。諦めるのです。

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諦めろ


ちょっと待って!ここで読むのをやめないでください!

これからです!これからちゃんとした理由を書きます!

 

もう一度 ”諦める” の本当の意味を思い出してみましょう。

 

物事を明らかにする。真実を捉える。でしたよね?

 

 

最初に、自分が思ったようにいかず落ち込む と書きました。

 

思ったようにいかない。

 

この “思った” 自分というのは何なのでしょうか?

 

自分はこれくらい出来るはずだ! ということではないでしょうか?

もしくはこれくらい出来なきゃいけないという思い。

 

その思いと、結果として出てくる今の自分の実力。 

 

そのギャップで落ち込むのです。

 

つまりそれは自分を諦めていないのです。

自分の本当の実力を見ていないのです。

 

自分は出来る!と無理に思いこむことが逆に自分を苦しめているのです。

 

実力が足りてなければ出来るわけないのです。

 

当たり前なんです。

 

自分が思う理想と実力という現実のギャップ。

これを明らかにして観るのです。

 

もっと簡単に言うと、まだまだ出来ていない今の自分の実力を認めるということです。

自分はまだこんなもんなのだという事実を認めるのです。

 

↓前に才能の山のことを書きました。

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あの山まで行ければ自信が持てると思っていて、実際にたどり着くと、その先にはもっと高い山がいることに気づきます。

 

ガッカリして、でもまたさらにその高い山を目指し、たどり着いたらさらに大きな山に出会います。

 

世界は広いし上には上がいます。

その人たちと比べてばかりいると、一生死ぬまで誰かと比較して自信を失い続けることが可能なのです。

 

だから自分の今の山の高さを認めない限りは、一生苦しみ続けるのです。

あそこまで高くなったら自信が持てるだろうというのは一時凌ぎの痛み止めなのです。

 

しかしながら、今の自分がどんなに平均より劣っていたとしても、これが今の自分の実力だと認めることができれば、冷静に周りが見えて、

さらにそれをベースに積み重ねていくと言う正当な努力が出来るのです。

 

つまり今の自分と周りを明らかにしているのです。

 

それがあなたの自信になるのです。

 

自信とは褒められたり賞をもらったりといった、外的要因から与えられるのではなく、自分自身の今の実力を認めることにより芽生えるのです。

 

つまり今この瞬間に自信を持つことができる。

 

自信とは自身なのです。

 

それが実感できると、気持ちが非常に楽になります。

そして楽な状態で勉強や練習をすると、驚くほど伸びが違うのです。

 

まずは卑屈にならずに、そして傲慢にならずに、今の自分のレベルを素直に認めてみましょう。

 

↓自信を打ち砕かれた仕事のお話 ドラゴンボールエボリューション:片桐裕司ハリウッド映画のお仕事 

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