根拠のない自信を正しく持つ
根拠のない自信を持つ。
これは出来るようになるためには非常に重要な事なのですが、使い方を誤ると逆に自信を失うことになってしまいます。
自分は出来ると信じる。自分を信じる。
そう思うことは大事なことなのですが、それは言い方を変えるとこういうことになります。
スライム(ザコ)を5−6匹倒してレベル2になったくらいで、俺は竜王(ラスボス)を倒せると思い込むようなことなんですね。
しかし実際には竜王どころかドラキーすらも倒すことが危ういわけです。
かといって、自分が竜王なんか倒せるわけがないと思ってしまうと、今戦っても無駄だと思ってしまうようになるでしょう。
だから自分はできる。竜王を倒せる。 と思いこむことは大事なのです。
矛盾ですね。笑
そこで一言付け加えてみましょう。
自分はいつかは竜王を倒せる。と思うのです。
自分はいつかは出来るようになる。です。
つまり自分に自信を持つ、自分を信じるというのは、自分は出来る!というのではなく、行動していればそのうち自分はもっと出来るようになる!としたほうがいいのです。
いつかは終わる!と信じなければやってられなかったドラゴンボールエボリューション
いつかは竜王を倒せることを信じながら、目の前のスライムを一生懸命倒すのです。
スライムとの戦いを避けながら竜王の居城など目指したら確実に死ぬのです。
そうやって戦いを繰り返していくうちにドラキーが倒せるようになり、魔道士も鎧の騎士も倒せるようになっていくのです。
時々死んだり、ゴールドを全部失ったり復活の呪文を書き間違えたとしても、根底にいつか竜王を倒せるという思いがあれば、また頑張れるのです。
とにかく今目の前の課題、目の前の敵を倒していけばいいのです。
魔道士との戦いで死んだとしても、俺は本来は竜王を倒せるはずなのにと落ち込むのではなく、とりあえず目の前を見て、まずは魔道士を倒せるようになろうでいいのです。
そうやって少しずつ強くなっていけば、いつの間にか竜王を倒す実力がついているのです。
大事なことは、今をみて、今の自分を認めること。
そして今できる課題に集中して、努力を続けることが重要なのです。
ドラキーをかろうじて倒せる実力で、竜王レベルの人の作品を見て落ち込むほどおこがましいことはありません。
卑屈なように見えて、実は、奥底に、上手い人と自分を同じ土俵に上げてる傲慢さがあるのです。
そして自分の今の実力を素直に認めることができれば、心はとっても楽になるのです。
これはギブアップという意味の諦めではなく、自分を明らかに観るという本当の意味での諦めなのです。
練習を積み重ねていけは確実に上達します。
根底に、いつかは必ず上手くなるという信念を持ちながら、今自分ができることをひたすら積み重ねていくことが大事なのです。
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「キャプテンマーベル」
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