見出し画像

資格取得をめざす(私の決意)

2023年春に次女が幼稚園へ通い出したことで、日中の自分時間が持てるようになり、これから何をしていこうか数ヶ月考え続けていました。
様々な生き方を考えましたが、最終的には福祉への興味が強く、「保育の現場に戻って働きたい」と思う気持ちが大きいことに気づきました。
夫の仕事柄、我が家は転勤族なので、保育園に就職しても1つの園に長く務めることが難しいのです。そうなると、保育士としての復帰はパート勤務1択のような気がしていました。

私は保育士になって自分の理想とする保育がやりたいのです。
公立保育園勤務時代を思い返すと、主担任として働いていましたので、自分のクラスは自分が思い描くような保育に近づけることが可能でした。ですが、他のクラスを見ると、他の価値観で保育が行われていて、“不適切な保育”とまではいかなくても、他のクラスの子ども達に「かわいそう」と感じることは度々ありました。
まだ若かった私は指導される立場だったので、他のクラスにまで口を出すことはできませんでした。しかし、若い保育士ほど最新の保育を学んできているので「私の保育の方が正しい」と強く感じながら、目の前の自分のクラスの子ども達に向かって全力で保育したように思います。

そう考えると、単に保育士に復帰したところで、理想的な保育を実践できるかどうかは別問題のように感じます。パート勤務なら尚更、主担任の意向に沿った保育の補助になりますから、私と同じ考えで保育する保育士とペアになれたらラッキーくらいだと思います。長く努めて職位が付けば、思い描く保育ができるかもしれませんが、それは最終的には園長にならなければ難しいと思います。
そもそも我が家は転勤族なので1つの園に職位がつくほど長く務めることも難しい話でした。

そんなことから、また数ヶ月どうやったら理想的な保育ができるのだろうと考え続けていました。ある日、保育関係の仕事をしている人生の大先輩から藤原里美さんの発達支援の研修がすごく良かったということ聞いて、藤原里美さんのYouTubeを見てみました。その動画は主に保育士が子どもの支援についての相談に応える内容でした。保育士はそのクラス、その子にあった保育を日々悩みながら思考錯誤している中で、藤原先生のアドバイスを聞くと、明日からやってみよう!!と納得させられ、まさしく悩む保育士の駆け込み寺だと思いました。そして、保育士時代の私も常に目の前の子どもとの向き合い方で悩んでいましたから、このような存在の方がどの保育園にもいたらいいのにと感じました。

私にとってその動画は興味・関心が強い内容で、学びがたくさんあり、とても面白いと感じました。気づくと家事のながら聞きに毎日選んで聞いていました。そんな日々を送る中で、私には勉強が足りないと気づきました。

私の理想的な保育を保育園の担任になって目の前の子ども達に実践することはできるような気がしています。しかし、その理想的な保育というのを人に上手に説明することができないと気づいたのです。どうしてその支援が必要なのか、何を根拠に、と聞かれたら、言葉での説明に迷ってしまいます。
そのため、発達心理学をもう一度きちんと学び直して、自分が実践するだけでなく、人にも教えられる力を身につけたいと考えました。

これが私の「臨床発達心理士」の資格取得をめざすことに決めた理由です。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?