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新しい挑戦のハードルがぐんと下がる!ゼロイチタスク実践スキル

こんにちは、『超反省サロン』代表のチョッキです。
仕事でもプライベートでも、初めてやることや新しく挑戦することって、出てくると思います。
「初めてだからできなくて仕方ない、失敗することもある」そう思うかもしれませんが、実は誰でもゼロイチタスク(初めてやる行動)をスムーズに進められる方法があるんです!
今回は、ゼロイチタスクを無理なく進めるための具体的な手段を詳しくご紹介します。

『超反省サロン』については、こちらの記事をご覧ください。

自己流は事故のもと。ゼロイチのレベルを上げるには?

「会うたびに、新しいことをしているよね」
以前の僕は、いつもこう言われていました。良く言えば、好奇心旺盛。でも、実際は何も続かない奴だと言いたかったのかもしれません。
続かない理由は、わかっていました。

いろいろ試すことで、僕にとっての正解を求めていたから。

正解なんて、どこにもないのに。ないものを探し続け、少し手をつけては辞め、また別のものに手をつけて、結局は辞めてしまう。

当時の僕は、「オリジナリティの追求」をテーマに行動していました。
「人と違うことを」「非凡でありたい」が口癖で、やることなすこと全てが中途半端。人があまり経験しないようなしくじりの連鎖に巻き込まれることも多々ありました。
そう考えると、非凡な経験をしていた当時の僕は、自分の望み通りだったと言えるのかもしれませんが…(笑)。

今振り返ってみると、当時の僕が何故しくじりまくっていたのかは、容易に理解できます。それは、

いきなり自己流でやろうとしていたから。

やったことのないことを、先輩や先駆者の意見も話半分に聞いて、やりたいようにやる。そんなだから事故になりやすく、もちろん成果に再現性はない。「手段が悪い」とか「そもそも案件が悪い」と他責し続けていました。

2021年、現在。東京に来てから新しく始めた仕事は、未だに続いています。紆余曲折ありながら、丸5年。過去最長の勤続年数です(笑)。

その間、いくつかの事業をゼロイチで立ち上げてきました。当然、初めてやることも多く、その度に戸惑いもありました。例えば、起業コンサルティング事業。初めてのコンサルティングは、とにかく手探りの毎日でした。
しかし、誰かがしたことのあることは、それを真似ていけば自分にもできるもの。続けるうちにやがて型ができ、成果に再現性が出てくるようになりました。

そして、それが当たり前になってきた頃、他者との共同でプロダクト構築をしたり、マーケティング体制構築をしたりと、これまでやったことのないことにどんどん挑戦できるようになってきました。
もちろん、全てがうまくいっているわけではないですが、新たなことも繰り返すうちに…

頑張らなくてもできるレベル

まで持っていくことが増えてきていて、少しずつ…

ゼロイチのレベルがどんどん上がっていく

と、体感することが増えていきています。
この違いは、どうやって生まれたのか?実際に経験を積んできた僕だからこその見解やゼロイチタスクの実践スキルについてお話していきますね。
ゼロイチの行動をスムーズに進めるための具体的な方法をご紹介
します。

ゼロイチタスクは、山登りのイメージで。

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新たなこと(ゼロイチタスク)を始める時は、下記のように山登りをイメージするのがおすすめです。

①ルート検索
②足跡残し
③山道整備


このような手順を踏まず、自分勝手にやり始めれば、遭難もしくは途中で頓挫してしまうことは、火を見るよりも明らかです。
まずは、登る山のルートを探る。前人未踏の山ならばいざ知らず、僕らが踏破したい山であるゼロイチタスクは、ほとんどの場合、先人が道を示してくれているものです。

ゼロイチタスクの手順は、探せば出てくるものばかり。

まずはそこから、ルート検索の手法から順に、ゼロイチタスクという山の登り方を一緒に学んで行きましょう。

ゼロイチタスクの手順① ルート検索

ここでは、「初めてブログを書いてみる」場合を例に、お話していきましょう。

いきなり書こうと思っても、なかなかイメージは湧かないですよね。そんな時は、「ブログ_書き方」と、調べてみましょう。
実際の検索結果は、以下の通りです。

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ご覧の通り、ブログを書く手順が載っていますよね?
書き出してみると、こんな感じ。

⑴ ブログを書く前のポイント
◻︎ 書く記事のターゲットを決める
◻︎ 書く記事で達成する目標を決める
◻︎ ニーズをとらえキーワードを選ぶ
※ 読み飛ばしOK
◻︎ キーワードを含めた記事タイトルを選ぶ
※ 読み飛ばしOK
◻︎ 構成を決める
※ 構成は『結論⇒理由』の順番がおすすめ
⑵ ブログ本文の書き方ポイント:
◻︎ リード文は最後に書き直す
◻︎ 簡潔に書く
◻︎ 難しい表現は使わない
◻︎ 見出し・本文にもキーワードを含める
※ 読み飛ばしOK
◻︎ ひらがな・カタカナ・漢字の割合を工夫する
◻︎ 語尾を『です/ます』調で統一する
◻︎ 他にもたくさんある書き方のコツ
⑶ ブログ本文を書き終えた後にやること:
◻︎ 一晩寝かして読み返す

いかがですか?これを要約すると…

1.ターゲットを決める
2.記事タイトルを決める
3.構成を決める
4.本文を書く
5.リード文を書き直す
6.一晩寝かして読み返す

「この6つのプロセスでブログは書けまっせ!」と言ってくれているようなものです。まずはその通りにやってみましょう、素直に。
すると、進めていくうちに、「あれ?構成はどうやって決めればいいんだろう」といった新たな課題が出てくると思います。その時には、またルート検索をした時と同じように調べてみればいいんです。

ここで大事なのは、以下の流れをしっかりと頭に入れておくことです。

理解→分解→再構築

聞いたことがある方もいるはず!みんな大好き(?)『鋼の錬金術師』の中に出てくる、錬金術のフレームワークです。
検索してそれで終わるという人が多いのですが、理解したらまずは…

自分の言葉で書き出す

これをやってみてほしいです。
検索結果の記事通りの手順、つまり他人のやり方でやるのは意外とストレスで、結構面倒くさいものです。なので、まずは…

1.理解:検索して読んで理解してみる
2.分解:自分の言葉で書き出し、構造分解してみる
3.再構築:自分のやりやすい手順に再構築する


上記の流れで進めてみましょう。

ルート検索で一番重要な行程は、「分解」です。要は、アウトプットですね。詳しくは「徹底的にパクリ進化させるアウトプットの手順」を復習してみてください。

とにかく、インプットとアウトプットを繰り返しながら、ルート検索とルート繋ぎをしていく感覚で、ゼロイチタスクにのぞむことが、おすすめです。
慣れてくると、「できないことなんて、ないんじゃないか?」というような感覚に陥り、どんな山でも登れる自信が湧いてきます。
なぜなら、ルートは世界中に既に「在る」んですから。大人になって良いことの一つ。それは、カンニングし放題であるということ。
学校のテストのように、ルートを頭の中に事前にたたきこんでおく必要は全くないんです。その都度調べて繋ぎ、どんどん道を拓いてゆきましょう。

【ルート検索の手段と評価】

◻︎ SNS:速度◯、量△、質△
⇒ 発信者による。ウェブや本で興味を持った著者はフォローするのがおすすめ
◻︎ ウェブ:速度◉、量◯、質◯
⇒ 記事による。広告より下のSEO高順位記事は良記事が割と多め
◻︎ 本:速度△、量◯、質◉
⇒ 著者による。ウェブで得た知識を深めたい時のルート検索にうってつけ
※ お気に入りの著者がいる場合、SNSフォローをして、情報収集を自動化するのがおすすめ
◻︎ 無料セミナー:速度△、量◯、質◯
⇒ 好きな著者のセミナーでより深く学んでみたいときにおすすめのやり方
◻︎ 有料セミナー:速度×、量◉、質:◉
⇒ 高ければ高いほど、優位性の高いルート検索が可能。しかし、教育者でなく、実践者の有料セミナーの方がおすすめ。総論を学ぶなら、教育者のセミナーもあり。

ゼロイチタスクの手順② 足跡残し

手順①のルート検索をし、ゼロイチタスクができるようになってきたら、僕が口酸っぱく言っている「足跡残し」がおすすめです。
あなたも思い当たる節があるかもしれませんが、「前できたことが、今はできない」ということがありませんか?この理由は、できていた時の足跡を残せていないから。

この足跡とは何かと言うと…

「手順の書き出しと時間計測」

のことです。

手順の書き出しと時間計測があることで、2回目以降の行動難易度がぐっと下がります。ゼロイチタスクのハードルが高いのは、どんな手順でどのぐらいの時間がかかるか不明だからゆえ。要は、ルートと所要時間が不明なんですよね。
例えば、前述のブログを書くという行動も、以下のように足跡が残っていたら、いかがでしょうか?

⑴ ターゲットを決める(5分)
⑵ 記事タイトルを決める(10分)
⑶ 構成を決める(10分)
◻︎ ノートに手書きで書き出し
◻︎ Googleドキュメントに転記
⇒ 移動中でも記入できる環境整備を🖋
⑷ 本文を書く(50分、目安:3,000文字)
◻︎ 移動中に書き出してみる
◻︎ 開くたびに上から見返す
◻︎ 1ブロックずつ順番に書く
⚠️ 一気に書こうとしないこと
⚠️ 好きなJ−HIPHOPながらだと捗る
⑸ リード文を書き直す(10分)
⑹ 一晩寝かして読み返す(15分)

2回目以降の難易度はかなり下がると思いませんか?
2回目以降に直面した課題は、

ルート検索→足跡残し

上記の手順を踏むことで、どんどん登りやすい道ができていきます。
大事なことは、まずは自分のために、歩きやすい足跡を残すこと。これは結果的には、他人の役にも立ちます。そんなお話を、次の項目でお話していきますね。

ゼロイチタスクの手順③ 山道整備

ルート検索、足跡残しができてきたら、後は「山道整備」です。
具体的な言葉で言えば…

・ルーティン化
・マニュアル化

のことですね。

マニュアル化で大事なことは、他者に託す前提で整備すること。

要は、ゼロイチタスクをしたことのない人が、そのマニュアルを初めて見た時に「うわ、めっちゃ簡単そう!」と思えるレベルにまで、マニュアルをわかりやすく作ること。
そのためには…

小学生でもわかるシンプルな言葉と手順を残す

これを意識してみてください。

ちなみに、小学生でもわかるマニュアルになっているかどうかを確かめるには、不完全でもいいので、マニュアルを作ったら他者と一緒にマニュアルを見ながらやってみることをおすすめします。
環境整備をしきってから託すのでなく、一緒に整備していくことが最善です。その結果、整備された道だけでなく、一緒に進んでくれる仲間も得ることができるはずです。

少し、くさいことを言います(笑)。

自分ごとを、どれだけ「自分たちごと」にできるか?

これを意識しましょう。そうすれば、山を共に開拓していく仲間もできる。
そんな素敵な行動こそ、ゼロイチタスクの意義
と言えるのかもしれません。

一つの山を登頂したら、次なる山へ。

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ゼロイチタスクという山登りにおいて、ルート検索、足跡残し、山道整備とやってきて、とうとう「頑張らなくてもできること化」できて、登頂することができました!

しかし、ここで終わりではありません。

前述のブログを書く例で言えば、無意識的にブログを書けるようになってくれば、次は「収益化」という、目指すべき山があることでしょう。
収益化が無意識化できはじめたら、「組織化」や「収益メディア構築コンサル事業化」などの山も目指していくことになるかもしれません。
当然、それらの山にもルートは既にあります。
「別の山を目指すにしても、そんな時間はない」と思うかもしれませんが、一旦振り返ってみてほしいんです。

本当に、それを人に任せる前提でマニュアル化できているかを。

少し厳しいことを自戒の念を込めて言うならば、自分しかできないのは、マニュアルの抽象度が高いからです。
「いつかは自分の会社を持って、大きくしてみたい!」といった夢や目標があるのであれば、あなたが次なる山を見ようとしないで、他の誰が見出せるのでしょう?
少なくとも僕は、「今やっていることのその先を見てみたい!」という強い願望があります。

この記事だって、初めは書き方さえ分からなかったですし、どうメディア化していき、どう発信すれば良いかも検討がつきませんでした。
しかし、一つ一つ丁寧に踏破してきた結果、こうしてあなたの目に触れるかたちになり、マネタイズまでできるようになってきています。

この先ももちろん、大きな山があると思っていますが、必ず僕はその山を上り詰めます。あなたもゼロイチタスクを無意識化しつつ、共に次なる山を踏破できることを、楽しみにしていますね。

ゼロイチタスクのその先に、あなたの使命が見えてくる。

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突然ですが、あなたは「道」の語源をご存知ですか?

笠をかぶった自分が、天命・使命に向かって、険しい山道を登り続ける

という語源があるそうでが、スピリチュアルなことを言うつもりはありません。しかし、「氏名は使命」と言われるように、僕らが生きている意味や成し遂げるべきことは、絶対にあると思うんです。

でも、その使命は…

登り続けたその先に見えてくるもの

ではないかなと思います。

『超反省』という手段を、冗談抜きで「PCでいうところのOS」にしたいと企んでいます。
その結果として、2017年以降変わらず抱いている、

「らしく輝き続けられる文明を創る」

というビジョンを実現しようと、心に決めています。
特に、この「らしく」にはこだわっています。らしくとは、「森羅万象の出来事を、自分にとってのベストと捉え、自然体で生きる」こと。

今、どんなことをしていても良いんです。どんな問題に直面していようと、それはきっと、自分にとっての新たな山への道しるべにしかならないから。
どんなことであれ、まず『超反省』をしてできごとを書き出してみること。そして、そこから、行動パターン、構造的問題、思い込み、まとめを経て、最終的に行動へと繋げてゆく。
その行動は、大きく分けて2つ。

「既存の道の整備」= ルーティン、マニュアルなどの行動環境整備

になるか、

「新たな山登りを始める」= ゼロイチタスクへのチャレンジ

これしかないと、僕は思っています。

既存の道を整備しつつ、1日に1、2個のゼロイチタスクに着手する。
そしてまた、そのゼロイチタスクも、頑張らなくてもできることに。そのうち、他の人にやってもらえるように。

使命は、ゼロイチタスクの先にあり。

騙されたと思って、ゼロイチタスクに着手してみてください。それがあなたにとって、自分らしい人生を歩んでいくための山登りとなりますように。

流される人生から、舵とる人生へ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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