アイドルにハマって3ヶ月後に生で見てガチ泣きするまで

うそやろ?俺が、24歳の俺が?

流してした涙は仕方がない。
せめて貴重な日々として記録に残そう。
2020年1/6までの3ヶ月間の楽しくも儚い日々の物語を。

アイドルとは無縁の人生を送っていた。
カラオケで友達がアイドルソングを歌うものの、流れるMVの顔はみんな同じに見えた。
テレビで踊ってても、有線で流れてても、スキャンダルが報じられようとも興味はなかった

しかし一般的な男子大学生には推しメンの一人や二人はいるものだ。「アイドルに興味無いのがカッコイイ」と思ってると思われたくなく、推しグループ推しメン無理矢理作りって、普通の大学生になろうと思った。

推しメンがいることは、同じムジナとの話を盛り上げるのに役立った。しかし就活や卒業などで忙しくなるにつれてアイドルトークとは疎遠となった。もちろん私自身もアイドルを見る機会も減っていった。

それから1年後、私はあの時はまだ「推せていなかった」ことに気づいた。
「本当の推しメン」を見つけたからである。

2019年10月ネットサーフィン中の私は、のちの推しグループに出会った。
しかし「本当の推しメン」を見つけるのにはもう少し時間がかかった。

なぜなら「彼女」は既にアイドルを卒業していたのだ。

次回「10月某日、〜出会い〜編」へつづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?