嫌いな人、イラっとする人への考え方。自分の可能性を広げる!
今日は本からの学びのお話です!
先日「0(Rei)」(さとうみつろう著)という本を読み終えました。(上下巻あり)
今回もたくさん学びはありましたが、
その中に自分にとって「へぇ〜」と思うところがありました。
それは「イラっとする人」に対しての考え方です。
あなたは「イラっとする人」がいたらどうしていますか?
反発していますか?
無視していますか?
物事にはいろんな捉え方があって、
どう見るかで出てくる答えも変わってきます!
考え方次第で自分の可能性が広がります。
本当に面白いですよね!という事で、
今日はそんな感じで学びのお話になります!
ゆったりとリラックスしながらお付き合いいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします!
イラっとした時(今までの知識での考え方)
「イラっとする人を見つけた時は自己理解のチャンス」
私は今回、本を読むまではそう思っていました。
正確にいうと、
本を読んだ後も「イラッとした人に出会えた時はチャンス」なことには変わらないのですが、
思っていた考え方とはまた少し違った角度からの切り口で考えることができ、
引き出しが増えたのでよかったなと思いました。
今回の本を読む前に、
以前、自己理解の本で有名な八木仁平さんの本を2冊ほど読みました。
そこで書いてあったことは、
「イラっとする人に出会えたら自分の才能を発見するチャンス」ということでした。
どういうことなのかというと、
人の何かの行動に対してイラっとするということは、自分が当たり前のようにできていることだから、できていない人を見た時にイラっとする、ということなんです。
「なんでもっと容量よくできないんだ!」(←自分は容量よくできる才能をもっている)
「なんでもっと優しく話せないんだ!」(←自分は気遣いできる才能をもっている)
これは言われてみるとなんとなくわかる気がします。
自分の才能って、
自分ではなかなか分かりにくかったりしますよね。
自分の中では当然のようにできていて、
苦労しなくてもできていて、
当たり前のようにできていて…
だからこそわからないんですよね(^^;)
そんな時に、
「イラッとする人」を通して気づくことができるという考え方です。
この本を読んでから私も、
イラッとする瞬間は、
「自分の中に才能が隠れているかもしれない」と思うようになり、
そこから自己分析を始めると、
自分が当たり前のようにできていたことなどを発見することもできました。
なのでこの考え方は、
自分の当たり前だと思っていたこと、
だけど他人からするとそれは難しかったりすること、
つまり「才能」を見つけるのにはもってこいの考え方です。
なので自分の頭の中では、
「イラッとする人=自己理解のチャンス」と思っていました。
そしてつい先日、
さとうみつろうさんの本を読んで、
もう一つ、
考え方がプラスされたんですよね~。
イラっとした時(もう一つの考え方)
今回の新たな考え方は、
イラッとした時は、「自分の我慢していること」を見つけるチャンスだということです。
本の中では主人公が、
お金や美人の彼女を持っている芸能人に対してイラっと感情をむき出しにしているシーンがあります。
でもそれはつまり、
主人公が本当は自分のしたいことをその芸能人ができていることにイラッとしているということなんですよね。
お金も使いたい放題で、
美人彼女がいて、
とにかく自由に、やりたいように生きている。
それが羨ましいわけです。
他にも例えとして書いてありましたが、
自分が社会のルールを守ろうといろんなことを我慢しているのに、
目の前でそのルールを破って、
人の目なども気にせずに自由にやっている人を見るとイラッとするとか、
芸能人の不倫問題とかについても、
文句を言ったりする人はだいたいが自分もその願望があることが隠れていたりする、
ということも書かれていました。
なるほどなるほど…。
私はこの本を読んで、
「そうか、この角度からの考え方もできるんだな」
と新たな学びとなりました。
そこで自分で落とし込んで考えてみました。
自分の才能を見つけるという自己理解以外の、
イラッとした時の自分の心の中を。
すると以前に考えていたことと、
今回の学びが、
ピタッとはまったんですよね。
私の場合は、
子育てに関してです。
私には2人の息子たちがおりますが、
長男は特に、自我が強くて、
自由な性格をしております(笑)
今はもう、
そんな彼をすごいなと思うのですが(笑)
以前は、
イラッとする瞬間が何度もあったりしました(^^;)
その度に、
イラッとする自分に対して嫌気がさし、
「なんでなんだろう?」
ととても悩みました。
他の人が長男の行動を見ても、
私と同じようにイラッとする人と、
しない人がいます。
そこの違いは何なのか?
1つは、
「こうあるべき」という、
子供に対してのイメージ、思い込みがそうさせている場合があります。
そしてもう1つは、
「自分の中にある我慢を、相手が堂々としているから」
という場合です。
私は、
昔から育ってきた家庭環境によって、
いろんな我慢をしてきました。
もちろんみんな、いろんな我慢をしてきていると思いますが…(^^;)
時代背景もありますよね。
時代的にも、
昭和的な感じで、
無理してでも頑張らないと!というような考え方が主流だったと思います。
自分が我慢してきたから、
子供にはあまり同じような苦労や我慢をさせたくないという気持ちがもともとベースにはあって、
だから、
自由奔放な長男に対し、
「よかったな」と思う自分もいました。
だけど、
反面、
とてもイラッとなる瞬間もよくありました。
(矛盾が自分の中で起こっているので違和感ありまくりです(^^;))
これはつまり、
「自分がたくさん我慢してきたんだから、あなたも我慢してよね」
という気持ちが、
無意識化のところではあったんだろうなと思います(^^;)
自分が子育てにつまずきながら、
悩むことをきっかけに、
心理学や脳科学などいろんな本を勉強し、
そういったところまでは自分の中でも仮説的な答えが見つかっていました。
そして今回改めて本を読んで、
「やっぱりそうだったんだよね!」と、
ぼんやりしていた自分の中の仮説が、
はっきりとした自分の中の答えとなりました。
そして不思議なもので、
客観的な視点が自分の中に育つと、
感情のままにイラッとしていた自分がなくなるんですよね。
(正確にいうと数が減るといった感じ)
もちろん子育てをしている中では、
イラッとする瞬間もたくさんありますけどね(笑)
でも以前感じていたイラッと感とは質が違うと言いますか、
感情は出てくるものの、
その後すぐにスッと消えて行きます。
これは客観的に自分自身が、
感情を認めて、許して受け入れたからなんだろうなと思います。
イラッとする瞬間を、
そのように分析してみると、
私のような発見に繋がるかもしれません(^-^)
あなたも良かったら、
イラっとした時はチャンスだと思って、
心の中を深堀りしてみてください(^-^)
潜在意識からのサインを見逃さない為に
どの考え方にしろ、
自分の心の中が穏やかになったり、
自己理解に繋がったり、
気づいていなかった潜在意識の思いこみに気づいたり、
そういうことにつながるのであれば OK ですよね!
イラッとしたり、
心が踊ったり、
感情が揺れ動く時というのは、
必ず自分の中にある潜在意識を通して体が反応しています。
あーだこうだと考えることは左脳を使っていますが、
「瞬間的に感じること」は右脳を使っています。
思考を使わずに、
感じている状態というのは、
潜在意識にも繋がりやすい状態です。
はっきりと「イラッとする」こと以外でも、
なんとなく違和感を感じる、のように、
「なんとなく」
という感覚も結構重要だったりします。
言葉にできない、
なんとなくの感覚。
今は何でも、
携帯を使って「答え」を見つけることができる時代ですが、
「なんとなくの感覚」を感じて、
答えを出せるのは自分しかいません。
「感情が動いた時はチャンス」だと思って、
自分自身ともっと繋がっていきたいなと思いました(^-^)
あと、
このような考え方が自分の中で腑に落ちると、
嫌いな人に対してや、
イラッとする人に対しても、
感謝の気持ちが湧き出て来るんです!(笑)
「私に気づかせてくれてるんだね、ありがとう」
そう思えるんです。
これももうちょっと、
スピリチュアル的な考えをお借りすると、
自分でも気づいていない事を、
潜在意識が代わりに、
目の前の人たちを使って、
私に気づかせるために、
そうさせていたり、
そう言わせていたり、
そのようなサインを送っているのかもしれません。
全ては、自分の見るように(無意識で思っていることも)世界は作られていますから。
本当に物事は考え方で、
180度変わります。
コインの表を見るのか、
裏を見るのか。
私自身は、
表は見た瞬間に同時に裏を見て、
常にニュートラルでいれたらいいなと思います。
(理想です(笑))
今回の方もとても面白い本だったので、
もっと説明したいことはたくさんあるのですが、
今日はこのくらいでやめておきます(笑)
いつも本当に最後までお付き合いいただき、
ありがとうございます!
それでは完璧なタイミングで起こっています(^-^)
今日も楽しんでいきましょう~!