「一身上の都合がなくなりました。」

こんにちは。
職場の投稿が続いているのですが、今話題の徳井さんの事件と重ねられるところもあったので、記したいと思います。

退職届を受理した初夏
私は人事補助として退職・採用に携わるポジションでもあります。
7月ごろですかね、今年度いっぱいで正規社員を辞し、非正規社員への変更を申し出た方がいました。
上司が承諾し、正規社員では退職扱いとなるので、退職届も提出していただき、次年度に向けて次の社員も募集し始めていました。

切ない背中
わたしの会社では非正規の方は年末調整を行いません。
先月、この方との会話の流れで何気なく「来年はご自身で確定申告ですね~」と言ったら
「えっ!???!!?!?!」と、ものすごく驚いてらっしゃって、
正規と非正規の違いは先輩が説明していると伺っていたので、
逆に「えっ!?!?!!?!?!!?」と心の中で驚き返したのですが。
「ああ、そうか…、自分で…。」とつぶやきながら出ていかれた後ろ姿が切なかったですね。

撤回されし退職届
そしてつい先日のこと。
タイトルにもありますが「一身上の都合がなくなりました。」の一文が添えられた退職届撤回の書類が回ってきました。
声出ました。「エーーーーーッ!」って。

この方、2年くらい前までは非正規だったのです。
それが正規になり、もちろん仕事内容も若干違うし多くなります。非正規の方が仕事的には楽です。
だから非正規に戻りたい、という気持ちで退職届を出したのかと思うんです。
だけど、確定申告しなきゃいけないということに気づき、住民税も自分で納めなきゃいけない、国保入らなきゃいけない、などなどの非正規時代を思い出したんだと思うんですよ。それで、撤回。
この見解、あながち間違ってないと思うんだよなあ…。

そもそも3月末の退職を7月に言うのめちゃくちゃ早くないですか?
もっと考えてから決める、ではだめだったのかなあと。
私自身、石橋を叩きまくって渡るタイプなので、ちょっと考えられなくて。
(叩き割って渡らないことが多いので短所ではある)
本当に何かご事情があったのかもしれないけれど、
一回退職届出して、なおかつ採用も進められてるところに退職撤回させてくださいなんてわたし言えない…
一身上の都合がなくなりましたってなんなんですか…
3か月でなくなる一身上の都合ってなんなんですか…
退職ってそんなに簡単に決めていいことなのでしょうか…

税金や社会保険という呪文
「会社が知らず知らずにやってくれていること」を自分でやるのって、
退職届を撤回するひとつの理由にもなるくらいめちゃくちゃめんどくさいっていうの、わたしも怠惰な人間だからわかるのです。
たぶん一般的な知識をお持ちの方だったら、
「それが退職撤回の理由なんて絶対違うだろ!お前の勘違いだろ!」って思われるかもしれないけれど、
今話題の徳井さんを見ていただければわかると思います。
ああいう人間もいるのです。そして、わたしもそっちよりです。
税金とか社会保険とかまじで呪文ですし、「めっちゃめんどくさい」ってなるの、わかりすぎて胸が痛い。

便利な時代
ただ、今ってネットで検索すれば一発で答え出てくるじゃないですか。
活字が嫌だったら、動画あるじゃないですか。オリラジあっちゃんわかりやすいじゃないですか。
そういう「自分で調べる」っていうことを三十路超えた大人がなぜやらないのかな、と思いました。

今後、「このままでいいや」精神の人と「自分のために知識を得よう」とする人とは、かなり差がつくような気がします。
当たり前のことだけど、それがもっと加速するような気がする…(予知)
だからわたしも、ためになる知識はスポンジマインドで吸収していける人間になっていきたいと思いました。

現場からは以上です。

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