リンパ系の免疫細胞

リンパ系の免疫細胞にT細胞とB細胞があります。B細胞は骨髄で作られて脾臓やリンパ節中に存在して、抗体を作る元となる免疫細胞です。そして、T細胞は骨髄の幹細胞が胸腺の中に入って分化・熟成した免疫細胞です。

抗原(ウィルス)が体内に侵入すると、それに対応するB細胞が活発化して増殖し、抗体を作る大リンパ球やプラズマ細胞に分化します。そして、T細胞の力を借りて高速度で抗体が合成され分泌されます。

抗体ができた後に、再び抗原(ウィルス)が侵入すると体内で抗体が作られ、両者が結合して抗原抗体反応が起こり抗原を処理します。更に、マクロファージが抗原を処理して、リンパ球が免疫反応を起こしやすくもしています。

新型コロナウィルスに対して作られた抗体は、このウィルスに対してのみ反応し、他のウィルスには反応しません。

コロナは、秋から冬にかけてインフルエンザと共に再度拡大する危険があります。マスク、手洗いは続けていくことが大事ですね。

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