検査数値の矛盾

検査数値の矛盾。

日本人間ドック学会が150万人の調査結果を反映して、新たな検査数値を提示しています。

血圧は、一般検査では上が130未満下が85未満ですが、人間ドッグ学会では、上が147以下、下が94以下になっています。

総コレステロールは、一般検査では140〜199ですが、人間ドック学会では、男性が151〜254。女性は30歳〜44歳が145〜238、45歳〜64歳が163〜273、65歳〜80歳が175〜280とされています。

悪玉コレステロールは、一般検査では60〜119ですが、日本ドック学会では、男性が72〜178。女性が30歳〜44歳が61〜152、45歳〜64歳が73〜183、65歳〜80歳が84〜190とされています。

糖尿病の検査のHbA1cは、日本基準が6.1以上ですが、世界基準は6.5です。そして、世界基準では、6.2未満が優。6.2〜6.9が良。6.9〜7.4で可です。

数値は、経験的、統計的に矛盾があります。数値はあくまでも判断基準であり、薬を飲む基準ではありません。

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