地球が誕生し

地球が誕生し、そして今から30億年〜40億年前に地球上に最初の生命が海に誕生しました。最初の生命は、海中に溶け込んでいる物質を利用して代謝や成長、自己複製を行なっていました。海中の酸素と有機物を取り込み、二酸化炭素と老廃物を海に捨てたのです。

海はとても大きい環境を持っています。生物が海の成分を取り込んだり排泄しても、その環境が変わることはなく、一定で安定した環境を生物に提供し続けることができたのす。

血液や体液の組成は、生物が陸上に上がり始めた頃の海の組成によく似ています。つまり、陸に上がった生物は体内に海を持つことで生存が可能になったのです。

しかし、体内の海は小さく、自分が作り出す老廃物で直ぐに汚染されます。そこで、絶えず酸素を取り込んだり栄養分を補給して、二酸化炭素や老廃物物を排泄する機能を持ったのです。この体内の海の環境を一定に保とうとする働きをホメオスタシスというのです。

この安定した体内の海(体液、血液)の環境で各細胞は生きています。この環境が悪くなると細胞は弱っていくのです。

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