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腸から元気!免疫力アップ

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自己免疫力をアップさせて、健康寿命を伸ばすためには!!! そんなことを、日々考えながら生活してる、日記のような形で知識を残していきます。 私同様、健康に不安がある人の、アドバイス…
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2020年6月の記事一覧

全身に張り巡らせ、命を支える毛細血管

全身に張り巡らせ、命を支える毛細血管

全身に張り巡らせ、命を支える毛細血管が幽霊のように消えてしまう“ゴースト血管“全身のあらゆる部分を蝕み、認知症や骨粗鬆症等の病に繋がることが明らかになってきました。

脳の血管が健康であれば、脳の外に速やかに排出されるアミロイドβが、ゴースト血管になってしまうと排出できずに脳に蓄積して、アルツハイマーが発症し進行しやすくなります。

又、骨は新陳代謝が活発で、日々壊れたり作られたりを繰り返し維持さ

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医者は、大学で医学を学び

医者は、大学で医学を学び

医者は、大学で医学を学び、各臓器の生理学的機能や、脳を初めとする神経系を重視し、腸や腸内細菌の存在を軽視してきました。

だから、臓器の生理学的数値を判断基準にし単純なことを見逃し薬で数値を安定させる方法で患者を診ているように思えます。

単純に人は、口から取り込んだ物からエネルギーを作ったり、生体応答調整物質(BRM)を作っているのです。その最前線で働いているのが腸や腸内細菌達なのです。

そう

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子供の発達に重要な腸内細菌

子供の発達に重要な腸内細菌。

バランスの良い腸内細菌叢は、子供の健康な発達にとても重要です。

子宮内の胎児は基本的に無菌状態ですが、出産時に膣を通りながら母親のマイクロバイオータ(環境下での微生物の集まり)をもらって生まれてきます。膣には乳酸菌が多く、出産直後には更に腸内細菌の種類が増えます。生後も授乳や色々なものに触れて細菌を取り込み、授乳期後期には独自のマイクロバイオータを持つようになりま

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善玉菌「乳酸菌」の活用

善玉菌「乳酸菌」の活用

善玉菌「乳酸菌」の活用は、農業や酪農などにも活用され始めています。

マレーシアでは、無農薬でのメロン栽培に乳酸菌が使われて、農薬を使わなくても立派なメロンができています。又マレーシア、シンガポールでは抗生物質や抗菌剤を一切使わずニワトリや豚の飼育に乳酸菌の入ったエサを与えています。すると糞も臭わず、安全、安心で美味しい生産物ができています。

こう言う所に日本の乳酸菌の技術が生かされていますが、

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除菌剤や殺菌剤の乱用

除菌剤や殺菌剤の乱用

除菌剤や殺菌剤の乱用が多様な健康被害を起こしています。例えば、皮膚の過剰な殺菌は、皮膚の常在菌のバランスを崩し、アトピー性皮膚炎などの症状を悪化させると警告されています。

又、抗菌剤、除草剤、殺虫剤などの農薬も腸内細菌に異常を起こすことが多く報告されています。

現代社会では、環境ホルモン、発達神経毒性を持った人工科学物質が健康被害を起こしているだけでなく、抗生物質、抗菌剤、除菌剤、殺菌剤の乱用

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腸内細菌叢を崩す抗生物質

腸内細菌叢を崩す抗生物質。

日本は大量に抗生物質を使う国です。

抗生物質の使用量の内訳をみると、人間の医療用33%、家畜の動物医薬品45%、家畜飼料添加物13%、農薬9%になったいます。

日頃の食品からも多くの抗生物質を取っています。

これらが日本人の腸内細菌叢を崩し、腸内環境が悪くなっています。

抗生物質の乱用により強毒性の薬剤耐性菌が大量に発生しており、ペニシリン耐性肺炎球菌では、日

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多細胞生物は、多くのエネルギーを必要とします

多細胞生物は、多くのエネルギーを必要とします

多細胞生物は、多くのエネルギーを必要とします。その為に生物を捕食してエネルギーを作り出す能力を獲得する為に腸が最初に作られたのです。原始的な多細胞生物は、触手と口と腸だけだったと言われています。

やがて、この腸が進化の過程で分化して様々な臓器に発展して行きます。栄養を蓄える細胞が腸から分離して肝臓になり、血中の糖分調整をするホルモンを分泌する細胞が膵臓に、食べ物を一時的に貯蔵する為の腸の前部が胃

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人間のルーツは、腸にあった

人間のルーツは、腸にあった

人間のルーツは、腸にあった。

生物が地球上に誕生した頃に遡ると、誕生したばかりの生物は1つの細胞で生きる単細胞でした。単細胞生物には、エサを取り入れる口のような構造として「細胞口」、エサを取り込んで消化・吸収を行う「食胞」、排出器官として「収縮胞」などがあります。

では、37兆2000億個の細胞を持つ人間は、どのように進化して行ったのでしょうか?

多細胞生物は、各細胞が独立して生存するのでは

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腸内細菌のバランスが崩れてぜんそくが悪化する仕組み

2014年2月6日の読売新聞に掲載された内容です。

腸内細菌のバランスが崩れてぜんそくが悪化する仕組みを、筑波大学が突き止めたという内容です。

善玉菌が減り悪玉菌が増えることが症状悪化の原因と分かったそうです。

腸内細菌のバランスが崩れるとぜんそくやアトピー性皮膚炎を引き起こすが、その仕組みは謎でした。そのことがマウスの実験で、5種類の抗生物質を与えて善玉菌を減らすと、カビの一種「カンジタ」

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腸内細菌はパイエル板を通して免疫系を動かします

腸内細菌はパイエル板を通して免疫系を動かします

腸内細菌はパイエル板を通して免疫系を動かします。

パイエル板は、広大な腸管粘膜に点在する非常に微細な組織です。ドーム状の形をしている腸管免疫誘導リンパ組織です。

パイエル板の管腔側表面には、抗原取り込み専門細胞であるM細胞が存在し、その直下には樹状細胞やマクロファージ、T細胞、B細胞といった各種免疫担当細胞が待機しています。

腸内細菌は、パイエル板内部にまで共生し、人の免疫システムに大きく関

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AD101株の過酸化脂質減少作用

AD101株の過酸化脂質減少作用

AD101株の過酸化脂質減少作用。

過酸化脂質は、リノール酸やリノレイン酸などの不飽和脂肪酸に酸素が過剰に結合したものです。

例えば、紫外線を浴びることにより皮膚にシミなどできる現象が脂質の過酸化です。又活性酸素によって細胞膜が酸化されることによって過酸化脂質に変化します。

過酸化脂質は反応が強く、生体内の組織に対して様々な障害を引き起こす物質です。

しかし、生体内には過酸化脂質の害を防ぐ

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日本人の腸内細菌叢

日本人の腸内細菌叢

日本人の腸内細菌叢は「炭水化物代謝」、「アミノ酸代謝」、「膜輸送」に関わる機能が外国人よりも豊富であること、一方で、鞭毛等の「細胞運動性」やDNA損傷に関わる「複製・修復機能」が外国よりも少ないことがわかりました。また、「エネルギー代謝」と「翻訳※」が日本人に少ない理由は、外国の人に多い古細菌が日本人にもっとも少ないためです。日本人の高い炭水化物の取り込みと代謝能は、より多くの短鎖脂肪酸(酢酸や酪

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腸内細菌は、人の遺伝子にも関わっています

腸内細菌は、人の遺伝子にも関わっています

腸内細菌は、人の遺伝子にも関わっています。

2010年3月4日の科学誌「nature」で124人のデンマーク人、スペイン人の腸内細菌をメタゲノム解析で調べて結果、腸内細菌群から得られた全遺伝子数は、約330万個に及び、人の遺伝子約2万2000個の150倍にも及ぶ情報量があることが発表されました。

人と腸内細菌の共生による生命体を維持する為の情報量は、圧倒的に腸内細菌群が持っていると言うことです

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AD101株の主な作用の一つ

AD101株の主な作用の一つ

AD101株の主な作用の一つに乳酸菌群増殖作用があります。

AD株加熱菌体を培地に添加して、各種乳酸菌を培養すると、添加しない場合と比べて菌数が著しく増加します。

この作用がAD株死菌体で見られることから、AD株菌体内の増殖因子(グロスファクター)によることが分かりました。

又、ロイテリー302株など複数を一緒に取ることで、菌数維持することができます。

AD101株で腸から元気!!!
↓健

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