特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」

2021年4月13日(火)〜5月30日(日)に上野の東京国立博物館で開催する特別展「国…

特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」

2021年4月13日(火)〜5月30日(日)に上野の東京国立博物館で開催する特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」の公式アカウント。 Twitterでは開幕までの50日間、「一日一戯画」やってます。(@chojugiga2020)

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鳥獣戯画を今に伝える、高山寺と明恵上人のお話

国宝「鳥獣戯画」を守り伝えた京都の古寺「高山寺」。 創建は奈良時代と言われていますが、このお寺を再興したのは鎌倉時代の高僧、明恵(みょうえ)上人です。明恵上人について田村裕行 栂尾山高山寺執事長にお話を聞きました。(文=編集者・ライター/草野恵子) *** JR京都駅からバスで約1時間。 高山寺は、京都市右京区梅ケ畑栂尾町の山中に位置しています。 この静かなお寺は、実は「日本最古の茶園」として知られているのをご存知ですか?『喫茶養生記』も著した栄西が宋から持ち帰った茶の

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      誰がどんな目的でいつ描いたものか――未だ謎に包まれている『鳥獣戯画』。この謎にせまるために、甲・乙・丙・丁それぞれの巻の成り立ちと魅力について、東京国立博物館の主任研究員・土屋貴裕(つちや たかひろ)さんに聞きました。(聞き手=編集者・ライター/草野恵子) ――『鳥獣戯画』は誰がどんな目的でいつ描いたものなのか、未だに謎に満ちていることが、私たちの探究心をさらに掻きたてます。そもそも、どのような制作意図によってつくられたものなのでしょうか? 『鳥獣戯画』は平安時代から鎌倉

      • 鳥獣戯画の楽しみ方にせまる〜その1〜

        多くの人に親しまれている国宝『鳥獣戯画』。 実は、これが4巻からなる絵巻物だということはあまり認識されていない事実かもしれません。そこで本記事では『鳥獣戯画』が絵巻としてどのように楽しまれていたかを、東京国立博物館の主任研究員・土屋貴裕(つちや たかひろ)さんに聞きました。(聞き手=編集者・ライター/草野恵子) ――『鳥獣戯画』は甲・乙・丙・丁の4巻からなる絵巻物です。でも、現代の私たちは絵巻の鑑賞体験がほとんどありません。まずはその楽しみ方から教えて下さい。 絵巻は両手

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