扉が開き次の扉へ2ー額縁作り
昨年無料で送ったポートレイトって粗末に扱われがちだった
額装もしないで、ペラ紙一枚(国際送料を抑えるために紙状のキャンバスを使っていた)で棚の上に放置とか
そのうち捨てられるのかなと悲しかった
どう扱うかはその人の自由だからどうしようもないけど
アートやアーティストへの敬意がないなと思った
しかも自分の肖像なのに
以前は、私の作品がダメだからそういう扱いなのかと自己卑下したけど今はそう思わない
日本人よりはニュージーランド人の方が気に入ったアートがあれば額装して壁に飾ることが普通なのかなと思うけど、まあ似たり寄ったりかな
マーケットでのライブペインティングとサービスの宣伝をしていてもアートやアーティストに興味や敬意があるのは少数派だなと思う
でも、それを愛する人に出会えた時の喜びはひとしお
自分や愛する人のポートレイトを画家に描かせること
美しく額装をして絵を飾ること
私は、すごくよきことだと信じている
何が良いのかを言語化すると人の言葉を借りたような陳腐な表現になってしまう
全く不必要なことに興味や愛を持ってもらうのは長期戦だ
まだ理解されないよきことを広める
理解されない苦しさを感じる
全力で訴えて
力を捧げるだけ
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話を戻します
額装はけっこうお金がかかる
美しい額装込みでポートレイトを売りたいとずっと思ってた
でも、自分で額を一から作るのは難しいなと思っていた
去年3Dプリンタでプラスチック製の額を試作してみた
でも私の油絵と合わない
とうとう額縁作りに着手します!!!!
大好きな額装屋さんで円い額縁を発見しました
ものすごくかわいい
勇気を出して、私もこういう円の額を作りたいんだけどと話してみると
wood turning(木工旋盤とかろくろ細工の意味らしい)って言うんだよ
wood turningのクラブとコースがあるんだよと教えてくれました
何と近所にその製作クラブがあり
8月からwood turningの初心者コースが始まるのです
しかも物価高のこの国でたったの2万円
いよいよ額も込みでポートレイトを制作します
楽しみすぎる~
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