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最速店長の挑戦日記⑦

◆全日本選手権出場権獲得への挑戦

全日本自転車競技選手権大会は文字通り日本一を決める大会です。
毎年6月下旬に開催されています。日本各地で行われる大会が選考予選大会になっていて、上位完走すると全日本選手権への出場資格が得られます。
今回は選考予選大会での上位完走を狙い、全日本出場権を獲得するチャレンジです。


まずは4月初めに日本サイクルスポーツセンターで開催されるチャレンジサイクルロードレースに参加しました。過去最高位はエリートクラス4位入賞。去年は22位で完走していて、比較的得意としているレースです。

ですがデータでも走っている実感でも、昨年より今年の方が弱いので全日本資格の30位以内のボーダーラインはおろか完走すら出来ない可能性があります。
格好悪いですが、「金魚の糞作戦」で無駄脚をできるだけ使わない走りを心がけてスタートを切りました。登り返しで邪魔にならない程度に前に出て、頂上はギリギリ集団の後ろでクリアーする。
それでも地脚の無さが露呈して、中盤から徐々に遅れ始めてしまいました。残り3周でタイムアウト。
残念ながらDNFでチャレンジサイクルロードレースへの挑戦が終わりました。

◆失敗に次ぐ失敗

気持ちを切り替えた次の挑戦は5月初めに群馬サイクルスポーツセンターで開催される高石杯第54回関東地域自転車道路競争大会です。このレースでは上位10位以内に全日本選手権出場資格が与えられます。
私自身初めて参加する大会で、参加者リストを見るとかなりレベルが高くなると見受けられました。
ゴールデンウィーク中に参加したチームの合宿でしっかりと乗り込みながらも、内容がハード過ぎてまだ回復するにいたらずそのままレースの日を迎えました。レース当日のTSBは-64。
今回の目標も全日本への切符ですが、ちょっと疲労を溜め過ぎだったなあと反省。ですが結果に言い訳を出来ないように絶好調と思い込み、攻め気で入賞を勝ち取る気で行きます。決まりそうな面子の逃げには積極的に乗り、集団前方になるべく陣取ります。中盤に発生した3人逃げに入ったあとの11人の逃げで「これで決まった!」かと思いきや、メンバーにあまり協調性がなく、やがて集団に吸収されました。
その直後に抜け出た5名の逃げに乗れずに、ペースが緩んだ集団と一気に離れていき、それでレースが決まってしまいました。
勝負がかかっていなくなると集中力が切れてしまい、最後のスプリントもいまいち。結果は13位とまたまた全日本への切符を逃してしまいました。

日本一か年代別世界一か?



全日本選手権は気軽に参加できない雰囲気がある,特別なレースです。本気で頂点を目指していないと、本気で日本一走ってを目指している人達に対して失礼で参加する資格は無いと私は思っているので、まだ気持ちの面でも追いついていないと思いました。

全日本ロードレースで15位以内、全日本タイムトライアルで10位以内に入るとUCIポイントが付与されます。
しかしUCIポイントを持っていると、UCIグランフォンド世界選手権に参加できないルールになっています。どちらかに集中する事になります。

全日本選手権のほうがレベルが高いので、年齢を重ねると更に上位は厳しくなってしまう。

悩みますが、来年もどちらかに照準を合わせ、気持ちを更に集中させていきます!
最速店長の挑戦は続く。

Photo:Kouji Okamoto

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