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娑婆に戻って約10日をふりかえるに

※まえがき。このテキストはマガジン「Our Whereabouts 往復書簡」のいちエントリーであり、友人のいぬじん氏との往復書簡としてお届けしている。

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往復書簡ですが、お互いに忙しいので、書きたいときに書きたい方が書く、ということで今回は俺から。三連休で少し時間もとれたのでなんとなく振り返ってみたいと思う。育休後の仕事復帰からの数日を。

復帰して営業日的にはまだ4、5日程度。一日は育児の都合で休んだのでまだまだギア全開でもない。つうか、ギア全開の状態が変わるんだろうなあという予感はある。

復帰初日はデバイスの設定やらいろいろと1年半で変わったところに戸惑いながら暮れていった。よせばいいのにちょっと新しい上長とのミーティングで自己開示しすぎたり。キャリアのことを語るのは危険であるな。もともと一番仲良くやっていた人なので、やりやすくかつやりづらいという状況である。話しやすいが、それゆえにやりにくい、というほうが正確な表現か。

2日目からはペースづくりを課題に1週間やってみた。帰宅時間をなるはやにして、夕食をつくれるように帰ってみたり、テレワークを申請して試してみたりもした。前からテレワークはあるが、デバイスの相性やら思い出す必要やらあるので、さっさと試してみた次第。

また、一番ポイントとなるであろう一時保育で預け始めた保育園送迎というのがあった。10時がフレックス出勤の期限として、9時に預けてからだと電車は激混みでストレスであった。もともともう1時間以上は早く出勤していたのだった。

思い切って、朝の7時半出勤というスタイルも試してみた。起きられたら悪くない。良い感じだった。夕方5時に帰っても9時間は働いているからな。よせばいいのに、そういう日に限ってトライとばかりにたまごサンドを初めて朝から作ってみたりした。おいしくできた。明日、連休でまたトライしようと思っている。平日はさすがに手間なので、ちょっとやるかわからない。

いろいろと忙しいなかで、よせばいいのに、NPOの興味ある説明会に出てみたり、新しく学ぶ分野のセミナーに行ったりもした。妻には迷惑をかけた。厳選して行ったこともあり、どちらも結構新しい展開に繋がりそうでもある。久しぶりにチャラく登壇講師を捕まえていろいろ話し込むなど、行動できてちょっと自分の強みを思い出せたのは良かった。こういう、直観にもとづいた懐に飛び込む行動だけは得意なのだ。飛び出しだけで、継続は苦手である。

つらつらとご報告程度になったが、さして盛り上がる予感もないのだが、タンタンとはやりつつも、新しい生活を築いて行きたいものだ。

22時前に電話したいぬ氏はなんと打ち合わせ中ということだった。俺はまだまだシャバに出たつもりでそうでもないのかもしれない、と感じた次第だった。広告業界にいた頃以降は、講座の事務局で遅くなることはよくあっても、打ち合わせなどしたことはめったにないなあと思ったりした。

最近は、違うモードでシャカリキにやっているのがひしひしと伝わってくる。9月に話を聞けるのがかなり楽しみだ。dag.

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