きのこ散歩*2021/4/17菌友さんと行く春のきのこ探し
さて、春きのこも本番を迎えたこのごろ。仲良くしている菌友さんに誘ってもらって、きのこ談義しながらアミガサタケなどを探しに行ってきました。
先週たくさん出ていたという菌友さんのアミガサタケスポットに案内してもらうと、なんと、きれいに草刈りされてしまっていました!!アミガサタケも草と一緒に刈られてしまっており、残骸だけがむなしく残っていた……。
きのこを探していると、こんなことは結構あります(涙)
このところ定期的に雨が降っていたので、キクラゲたちが元気でした。立ち枯れの枝にはアラゲキクラゲ、落枝にはキクラゲが発生していたので、落枝を拾い上げてツーショット写真を撮ってみました。
キクラゲとアラゲキクラゲを一枚に収めた写真は、なかなかレアだと思います!
場所を変えてさらに散策しますが……。今年はイエローモレルが出始めるのが早かったので、終わってしまったのか、いつものポイントに出ていません。それとも誰かに採られてしまったのかな?
これは傘のふちに被膜がぶら下がっているので、イタチタケかなにかだと思います。イタチタケにしては柄の色が濃いような気がしますので、はっきり断定はできないのですが。
これはキララタケです。傘全体にキラキラとした鱗片がついているのが特徴です。小さなきのこもたくさん出るようになりましたね。かわいい。
半分あきらめつつ歩いていると、ありました!
かわいいーーー!!寄り添っています!!出てきたばかりのフレッシュな状態です。
やはり今年はイエローモレルの当たり年ですね。量も多いし時期も長く観察できそうです。
びっしりカワラタケのついた切り株があったので観察していると、キツツキか何かの鳥が開けた穴がありました。なんて素敵なおうちでしょう。というか、こんなに低い位置でいいのでしょうか。
次は森のある公園に移動して、雑木林を歩いてみます。すると、桜もイチョウもない場所にもアミガサタケが出ていました。
これはコナラの樹下でした。アミガサタケは樹種によらずに出るという説もあるので、それを証明するようですね。ほかにもカエデの樹下にもありました。(ナメクジさんがお食事中だったので写真は自粛)
今年は特にこだわりなく色々な場所に出ているという話を聞きました。それを聞いて私も先入観を持たずに歩く場所の足元を見ていたのですが、私の見つけた場所は桜がある場所でした。ただ、人の往来が多い環境を好むだけではないかとの考察をされている方もいて、たまたまそこに人が好きな桜を植えているだけなのかもしれません。
何にせよ、きのこはまだわからないことだらけです。そこが面白いのですけど。
だいぶ暗くなってきたので、そろそろお開きというところでノイバラハルシメジに会えました!先週探していたけど会えなかったきのこです。嬉しい。結構小さなきのこで、草むらに紛れて生えるので探すのが大変です。
この1年、世の中が急激に変わり人と会うのが難しくなりました。菌友さんとの散策も、とても久しぶりです。情報交換したり、きのこ談義に花を咲かせたり、次の散策の約束をしたり。本当に楽しかったです!
今は少人数でしか集まれませんが、きのこ観察は屋外ですので、少しづつ集まりを再開していけたらいいなと思います。
きのこをかわいく撮れるレンズ増やしたいです🌱🍄🌿