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仕事で生産性を高めるために意識していること

普段生産性を高めるために自分が意識していることを文章にしてみます。

この記事は以下の方に参考になればいいなと思って書きました。
・新卒・中途で新しい職場に入ったばかりの人
・クリエイターの人で、依頼者と成果物の認識すり合わせが苦手な人

結論

先に言いたいことを言います。世の中は大量の「やらないよりはやったほうが良いこと」と、少数の「絶対にやらなきゃいけないこと」が混ざっています。仕事では「やらないよりはやったほうが良いこと」を手を付けると無限に時間が溶けます。それらは可能な限り後回しにし、「絶対にやらなきゃいけないこと」に集中することでしか生産性は上げられません。

前提

この記事でいう「仕事」は不確実性の高い仕事を指しています。

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「不確実性の高い仕事」とは、仕事の成果物や成果物に至るまでの過程が事前にわからない類のものを指します。

まず先に「不確実性の低い仕事」をファーストフードのお店のホールのアルバイトを例に説明してみます。マニュアルに沿ってオーダーをとり、お客様にサービスを提供します。
人によって仕事の成果が大きく変動してお客さんがガッカリしないようにマニュアルによって仕事の成果が均一化されていると言えます。

「不確実性の高い仕事」は、新規に飲食店を出店することを例に説明してみます。どこに出店するのか、何の料理のお店にするのか、内装はどうするか、お店の名前はどうするか、集客はどのようにするのか等様々な事を考えなければいけません。

生産性(成果÷時間)について

さて本題に入ります。生産性を考えるために横軸に時間、縦軸に成果をとります。時間と成果の関係は以下のようなイメージだと考えます。

不確実性 お絵かき-2

しかし現実はそう甘くはありません。進めるにつれ想定外の問題が発生します。発生した問題を都度全て解決するために奮闘すると、どんどん成果が遠ざかります。

不確実性 お絵かき-4

生産性向上のための美味い・易い・早いとは?

このnoteで言いたかったことです(ようやく牛丼の布石が!!!w)。時間と成果のグラフは以下を目指しましょう。

不確実性 お絵かき-9

美味い・易い・早いを補足します。
・仕事における小さな成果(美味い)を定義し
・実現するために最も簡単な解決(易い)を採用し
・素早く成果をあげる
このサイクルをひたすら繰り返します。

易い手段を採用するよりもっとしっかり時間をかけたほうが最短の道に見えるかもしれません。しかし不確実な仕事においては、そのコストをかけた道が最短かわからないですし、無駄どころか場合によってはマイナスになることもあります。

生産性を上げるにおいて、どの解くべき問題を選ぶのが最も重要です。そのためにも「絶対にやらなきゃいけないこと」と自明になる瞬間まで、問題解決をギリギリまで遅らせるというのが重要です。

なぜなら、世の中は「やらないよりはやったほうが良いこと」に溢れているからです。

最後に

Howについては書ききれませんでしたが気になる方は以下の本がおすすめです。不確実とは何か?不確実とどう向き合うかについて書かれた本で、自分は仕事の捉え方が変わりました。エンジニアじゃなくても得られるものが多いと思うのでおすすめです。

趣味の時間も大切な人との時間も大切にしたいと考える人にとって、豊かな人生を過ごすのに1㍉ぐらいお役にたてたら嬉しいです。

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