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管理栄養士の仕事と健康ビジネスについて思う事

管理栄養士の仕事

病院や保育園、給食施設で食事指導や調理のお仕事が多い。
お給料は以下の通り!

求人ボックスより

なんて低いのでしょう!
国家資格であるにも関わらず、年収は低いです。

そして、休みも不規則でハードなお仕事。

管理栄養士の地位

アメリカでは医師と対等に栄養治療を行えるのに対し、日本では医師が完全にトップ。
医療現場での地位はかなり低い。

驚くことに書店に並ぶ健康関連の書籍はほとんどが医師や無資格のダイエット関連成功者の著書である。

今日本にあるヘルスケア業界の新しい企業は、最初は栄養の知識など何もない健康にちょっと興味を持ったビジネスマンが立ち上げたケースばかり。
そこに何故か管理栄養士や栄養士はいない…

多くの健康ビジネスについて思う事

高いコストの割にはクオリティが低く、持続可能性の低いサービスや商品が多いと感じる。

個人的に考えられる理由は一つ前に述べたことと関連する。

①偏った知見で作られたサービスや商品が作られている

管理栄養士という栄養の専門家がまだまだビジネスの場で活躍出来ていないので、お金儲け的な健康ビジネスが結構多い。

②管理栄養士のビジネス知識の無さ

専門家あるあるかもしれないが、視野が狭まりやすく、せっかくの専門知識を広く活用できない。
専門知識だけでは足りず、どうビジネスとして応用できるかももう少し考えるべきだと思う。
現状、お金をあまり生み出せていない食事指導や調理といった管理栄養士の仕事はビジネスとして大きな利益を出せないので、
サービスが入院患者などある一定の範囲で留まってしまったり、広く普及が出来ていない。

私が作りたい健康ビジネス

・きちんとコストに見合った高いクオリティーの健康サービスや商品を提供する。

・ビジネスとしてきちんと成立したものを生み出すことで、広く普及し多くの人が持続的に健康でいられる形が理想。

例えば、短期的なメリットで痩せるといった商品や継続できない栄養指導、特定保健指導のように公的機関に頼った直接的に利益を生み出さない健康サービスだけでは限界があると思う。

ビジネスと言うとお金を優先するようでイメージが悪く聞こえるかもしれないが、利益を生み出しビジネスとして成り立ってこそ本当の価値が生み出せると思う。
正当なお金が発生することで結果的に持続可能的で実現的、かつ最大効果を生み出せる世の中の人にとって今本当に必要な健康価値を追求できるからだ。

私は大学4年間で栄養を学ぶ中で学生時代から何となくそんな事を思い、専門知識だけでなくビジネスの知識を身に付けたいと思い企業で働く経験をした今、強くそのように思う。

管理栄養士はもっとヘルスケア業界の先陣を切って良いはず

管理栄養士といえば病院や施設への就職が王道の道だが、私は選ばなかった。
現状のやり方では限界があるし、王道の道では理想から何となくそのまま遠ざかってしまう未来が見えた。

管理栄養士としての病院就職を選択しなかったからこそ実現できる、私にしか出来ない健康価値を将来は生み出せる人材になりたい。

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