『恋する日本語』小山薫堂
大学時代、文芸サークルのおすすめの本を紹介するコーナーで初めて紹介した1冊。
それを見た友達ふたりが同じ本を買ってくれて、嬉しかった思い出。
そして地方の中学生だった私が、この本が欲しくて探したときは県内でいちばん大きい(と思われる)本屋さんに車で1時間以上かけて連れて行ってもらってようやく見つけたというのに、
上京してからできた友人たちがあっさり買ってきたので東京のすごさを感じた1冊でもある……笑
あまり馴染みのない言葉とその言葉に合うすごく短い物語、言葉の意味という構成になっていて、
当時は「涵養」という言葉のおはなしが好きだったけれど、いまは「相生」のほうが好きかもしれないな、と思ったり。
でも改めて読んでみるとある意味トレンディというか男性が書いた物語だなと感じたりする。笑
私にとっては懐かしい気持ちがふわっとよみがえる1冊。
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