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【簿記3級&FP3級】主婦が独学&短期間で資格を2つ取得した話

こんにちは。
今日は、二年ほど前に簿記3級とFP3級の資格を取った話をしたいと思います。

学生時代に取得している方も多そうですが、遅ればせながら、マネーリテラシーを上げるために私も取ってみました(気づくのが20年遅い)!

試験はどちらも、お金をさほどかけなくても独学で合格できるのでオススメです!生活に密着した、一生役に立つ知識も得られます。

なぜこの二つを受験したのか

当時、youtubeで両学長の動画を見ていて、お金の勉強をするならこのふたつが必須だと知ったから。

私は長らくファイナンスに疎かったのです。会社員時代に取得した資格は、色彩検定2級のみ。それはそれで、教養を広げるという意味では勉強して良かったのですが、家計管理には何の役に立つわけもなく。

当時、ハローワークに通っていたこともあり、一念発起して短期決戦でふたつ受験することを決意しました。

まずは簿記三級

10月半ば頃から学習し始め、11月20日に試験を受けました。

当時コロナ禍だったため、簿記検定は過渡期でした。パソコン試験(CBT)と筆記試験があり、あえて筆記試験をセレクト。
簿記は大学で講義を受講したことはあったものの、二十年以上経っているので全く覚えておらず、一からの勉強となりました。

購入したのは3点だけ

  • トンボのHBの鉛筆1ダース。クラシカルなデザインが好みだったので。

  • 無印の電卓。仕事で使い慣れていたので。デザインもシンプルで、集中力を妨げない。

  • テキストと問題集が一冊になったもの。購入したのは「わかる!受かる!日商簿記3級 / 滝沢ななみ著」です。amazonのレビューと5chの簿記スレで評判が良かったのでポチッ。少しずつ出題範囲が変わるので、テキストは最新版がオススメです。

ノートと消しゴムは、家にあったのを使用しました。

未知の資格取得には動画学習がオススメ

学習初日。夫と子どもたちを送り出し、朝の家事を済ませてからダイニングテーブルにつきました。そして、テキストを開いてみましたが、いつの間にか頭がコックリコックリしていました。…スヤァ…。ハッ!

知らない世界の独特な単語たち。そもそも簿記がどういったものなのかが分からないから、まったく頭に入らない。
テキストを読んでいても、眠い、眠すぎる!

そこでyoutubeで検索。いろいろサーフィンして人気のふくしままさゆきさんのチャンネルに落ち着きました。初心者向けに一から教えてくれるので、ノートに板書を取りながら、一日一単元を目標に取り組みました。
そうすると、テキストの内容も理解できるようになってきました。

流れとしては、動画学習→ミニテストを解くの繰り返しです。
今なら、Funda簿記アプリもやっていたと思います(大手町のランダムウォーカーさんのVoicyで知りました!)。簿記を独学で勉強するのに良いツールが多くある、独学者にはありがたい時代になりました。


問題発生

学習がひととおり終了すると、時間を計って過去問や模擬テストを解きまくりました。しかしここで衝撃の事実が発覚。

当時試験が過渡期であったため、パソコン試験に合わせた筆記試験は問題数が多く、時間がギリギリの設定になっていたのです。前回の試験を調べると、X(旧Twitter)上では阿鼻叫喚の声が…。正直、選択を誤ってしまったと思いました。でも合格するために頑張るしかありません。必死で学習しました。

簿記3級に合格

当日、女子高生など若い人たちも会場にいる中で受験。久しぶりのテストは緊張し、電卓を打つ手が震えました。しかも見たことがない応用問題が出て焦りましたが、無事に合格しました。合格率は27%でした(ドヤッ←)。


次はFP3級

一週間ほど休憩してから、ファイナンシャルプランナー3級の学習に取りかかりました。12月初旬ごろに少しずつ着手し始め、園でのクリスマス会の練習(有志で毎年劇をしています)日や、子ども達の冬休み期間中は休まざるをえず、1月の新学期が始まってから学習再開。試験日は1月26日でした。


学習法

簿記と同様に、動画を見ながら板書を取り、ミニテストを都度解いていくの繰り返しです。
この板書を取ることが重要で、ただ動画を視聴しているだけでは睡魔が襲ってきます。ひたすら、手を動かすことがポイントです。

また、テストで間違ったところをしっかり復習して、理解することがいちばん大切です。
車の運転中はBGMに学習動画を聴いていました。
受かる事自体は容易いと言われているFP3級ですが、生活に役立つので基本的な知識はちゃんと頭に入れておきたかったのです(ほんと、学生時代に取れば良かった)。

FP3級も、滝沢ななみさんのものを購入しました。今回は問題集とテキストが分かれていたので2冊購入。こちらも、法律が変わったりするので最新版がオススメです。

FPの試験は6つの項目から出題されます。この6つはどこから勉強しても良いらしく、最初のところ(ライフプランニングと資金計画)を飛ばして他(金融資産運用)から取り掛かったように思います。
とにかく興味のあるところから

私には全てが初見の内容なので、youtubeの「お金の寺子屋」というチャンネルを見て学びました(真面目系)。語呂合わせなどで用語を覚える際は「おーちゃん」という方の動画を見ました(親父ギャグ系)。
他にもFPを学べる動画はたくさんあるので、好みで選んでもらったら良いと思います。

オススメは「過去問道場」というサイト

途中から存在を知ったのですが、こちらのサイトは非常に素晴らしいです!無料でユーザー登録をするだけで、過去問題をひたすら解かせてくれます。勉強と並行して、最初からガンガンこちらの問題を解くことも合格への近道だったと今では思います。


試験当日

合格難易度が低く、時間に余裕のある試験なので基本的に時間が余ります。私が受けたときは午前に学科、午後に実技があったので1日仕事でした。
お昼にはランチしに行きました。とにかく拘束時間が長かったです。そして、無事合格。二つの試験が終わって、ホッとしました。


子育てとの両立はキツイ

ネットやテキストのおかげで勉強すること自体は苦では無く、過集中に近い状態でがむしゃらに過去問に取り組めたのは良い体験でした。

しかし、当時子どもが年少と小1だったため、学習できるのは家事を済ませた後のお昼間のわずかな時間。子どもたちのお世話が煩わしくなることも、正直ありました…。休日は、夫や実家に子どもたちを見てもらうこともありました。

試験直前は、子どもが友達を家に呼んでゲームしてる隣でテキストを広げて勉強していたこともあります。

また、あるお休みの日、子どもがお友達と前々から約束していた映画館に行きました。当日は、朝映画を見てお昼はフードコートでランチ。ぶらっと買い物をしてお友達親子と別れてからは、体力があり余っている子どもたちをショッピングモールの遊び場へ。

遊ぶ子どもたちを見守り、近くのゲームセンターの喧騒を聞きながら「なぜ、私はここにいるのだ…。帰ってテキストを広げたい!」とフラストレーションが爆発しそうになりました。

とにかく、あの頃は少しでも時間があれば勉強したかったのです。
帰宅後、その話を夫にすると「良くないな」と一言。つまり、母親の思考としては「不健全」であるということです。まぁ、そうですよね。
またそんな気持ちになる恐れがあるので、それから簿記もFPも2級は受ける準備はしていません。

もちろん、試験までの期間が長ければ、気持ちにゆとりを持って受けられます。
今回は試験を受けたことをハローワークに申請する必要があったので、短期スケジュールになってしまいました。
学習内容は興味深いものだし知っておいた方が良いことばかりなので、機会があればまた学習を再開したいと思っています!

こちらの本は読み物として購入しました。しばらくは、せっかく得た知識を忘れないように簿記やFPと緩ーく繋がっておきたいと思っています。

以上になります。何かの参考になれば幸いです。
長くなりましたが、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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