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気づきにくい優先席

電車やバスに乗ると思いがけない場所で優先席を見つけることがあります。「こんな所にも優先席があったんだ。」そう思いながら優先席を眺めます。

唐突に現れた優先席には大体優先されなくてもいい人が座っています。優先される人もこの優先席は見つけられなかったのかもしれません。優先席のやる気だけしかそこに存在していない感じがします。

「私は優先席だから身体が不自由な人に座って欲しいな。」その気持ちだけが垣間見えます。その気持ちといっても席の気持ちというよりかは、設計者の気持ちです。

設計者は「ここに優先席を配置したら良さそう」と思って優先席を設けていても、気づかれなかったら意味がありません。ただ、もしかしたら気づかれにくい優先席を作りたかったのかもしれません。「あんまり優先席を作っても仕方ないしなあ。」と思って作った可能性も否めません。優先席って難しい。

私は意図せず優先席に座っていたことがあります。普通の席だと思っていて座っていたら、途中で優先席だと気づいて罪悪感がありました。でも優先したい人も見つけられず、大人しく座っていました。

分かりづらい優先席は本当に優先席なのか疑問に思ってしまいます。優先席と書かれているだけでただの席なのかもしれません。見た目に騙されているだけで優先席にも優先度が高い優先席と、優先度が低い優先席があるのかもしれません。

そんなことを考えていると、また優先席に座っているのかもしれないと、あたりをチラチラ見てしまいます。今回は優先席には座っていないようです。

よかった。

イケメン

街を歩いていたら「さっきのイケメンってめっちゃイケメンじゃなかった???」「めっちゃイケメンだった!!!」という会話が聞こえてきました。そんなにイケメンだったのかと気になってしまいます。

私もそのイケメン見てみたいなと思いながら歩いていると、なんだか楽しい気持ちになりました。

その会話の影響で、「やっぱり街はいいな」としみじみと思いました。色々な人がいてその中に埋もれる感じが好きです。どんなことをしてもいい気がします。

この前テレビを観ていたら、イタリア人が「東京は人が多くていいね!何をやってもどうせ今後一生会わない人ばかりだから気が楽だ!」と言っていました。その通りですね。

私の良い気分転換方法は、もしかしたら人混みの中を歩くことなのかもしれません。意識的に街に出かけたいと思います。

私が生きることができるようになります。