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読書:続堕落論

坂口安吾の堕落論に続く続堕落論を読んだ。社会制度の批判が主な文章であった。貧しさに耐えることを良しとせず、人は堕落して、そこから進むしかないと結論づけていた。革命の在り方を説明した文章でもあり、人々は革命を望んでいながらなにもしないことを述べていた。

今日は、感染症が蔓延しており多くの人が不満や不安を抱えて生きている。そういった不満や不安は戦時中の人たちが抱いていた気持ちとかわらないのかもしれない。まだ社会全体として堕落してはいないため、しばらく感染症と共に暮らす日々は続きそうであると感じた。

私が生きることができるようになります。