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アルザスからリヨンへ。

葡萄摘みが終わり、静かな週末を迎えた。

ベルギー人の従業員が、急いでいないからと出発を一日遅らせ、ドライブに連れて行ってくれることになった。

城へとやって来た。

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↑屋根のすぐ下の出っ張りは、トイレだと聞いた。

あそこから、ひゅ~っと落ちてくるのだろうか…。

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↑ムッシュお勧めのビール。面白い!

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↑次の日に飲んだビール

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伝統菓子、クグロフがずらり。

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アルザス地方のシンボル・コウノトリ。

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食べて良いかわからないきのこ

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こうして、静かな週末は終わり、私はアルザスを離れたのだった。

スーツケースには、こちらで頂いた白ワインが何本か入っていた。

どれも美味しかったが、リースリングとゲヴェルツ・トラミネールがとてもお気に入りになった。フランスにいる間、また来ると約束をして、オーナー達と別れたのだった。

戻ってきたのは、リヨン。

2007_1021Alsace・Final2・リヨンへ再び0012

暫くは、こちらで知り合った日本人の友人宅にお邪魔することになった。

その間に、またしても部屋探し…共同部屋等をあたってみたものの、なかなか思うようにいかず…結局、最初に斡旋してくれた語学学校・アリアンスフランセーズにもう一度登録し、そこでステイ先を紹介してもらえることになった。最初からそうすれば良かったのでは?と、後から思ったが、その時は思いつかなかった。

短期間の滞在ならば、やはりホームステイが良い。面倒な保証人も必要なく、家具もある。独りぼっちではないから、少し寂しくないし、困った時は聞くこともできる。

それが、この部屋探しで学んだことだった。

部屋が決まった時、泊めてくれた友人とアルザスでもらったワインを一本空けた。これでようやく肩の荷が下りる。

こうして私は無事に引っ越しを終え、内定していた日本食レストランで働くことになったのだった。


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