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デキる人は、世界を変えるアウトプットを創る人

そんな人に、私もなりたい。

デキる人と聞くとどんな人を思い浮かべるでしょうか。仕事をテキパキこなす、家事を余裕でこなす。そんな人のイメージではないでしょうか。

そのイメージのどれもに共通するのが「速い」ことです。メールの返信が速い。ささっと料理を作られる。アクションまでの時間が短いのです。

確かに、速いことは大切です。時間感覚がどんどん速くなっていく時代の中で、速いと思われることはとても大切なことです。

ただ、速さは本当にでデキることなのかな、とも思うのです。

目に見えやすい能力

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わかりやすい能力を持つ人は、デキると思われやすいものです。小学校の時から、足が速い、顔が良い、そんな身体的特徴を持つ人は目立つわけです。

ただ大人になってくると、段々とそれだけではないと分かってくるわけですよね。目に見えるものだけが人の魅力ではない

もちろん、イケメンに越したことはないんですけれども

速さを賞賛することは、これに似ているような気がします。目に見えることを重視し過ぎるあまりに、大切なことを見落としている感がするのです。

メールが速い、仕事が速い。それに越したことはないものの、それがすなわちデキることかと言うと、ちょっと違う気がします。

速さとは何か

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大人になってからの「速さ」は処理能力のことです。物事を効率良く片付けていく能力が速さなのです。

いわゆる各種試験が判断していることもこれです。試験は主に処理能力を試すものです。大量の問題に、時間の中で、求められた答えを提供すること。

つまり、偏差値が主に表していることは、一定の時間の中で、どれだけ多くの処理をできるかという演算能力とも言えます。

その流れを受けて、会社でも処理能力こそが評価される傾向があります。処理能力が高い=デキるとみなされがちなのです。

アウトプットの質で評価されるべき

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ただ、本当に大切なのは、最終的なアウトプットの質ではないでしょうか。速さとは、それを高めるための手段のはずなのです。

ではアウトプットの質とは、何かと考えると、それは大げさに言えば、世界をどれだけ良くすることができたかではないでしょうか。

昨日までの世界を、少しでも良くすることができたか。それがアウトプットであり、本当に評価されるべきものです。

世界を変えると言うと大きく聞こえますが、少しだけでも、周りの人を笑顔にすることができたら、それは世界が変わっているのだと思います。

大発明が求められているわけではないのです。自分の周りの見える範囲の人を、少しだけでも幸せにできること。それがアウトプットの質です。

そう考えると速いかどうかはあまり関係ないことがわかります。遅くても良い。何か周りを変えることができるかどうか。それこそが大切なのです。

世界を変えるアウトプット

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目に見えやすい処理能力ばかりが問われる現代で、目に見えにくい小さな幸せを作ることは見落とされやすいことなのでしょう。

ただ、本当にデキるということは、そういうことだと感じます。何かを良くすること。 そこに意識が向けば、評価も変わるのだと思います。

なんて、こんな難しいことを考えずとも、世界を変えるアウトプットは、日々、多くの人が創っているとも思っています。

親の皆さまは、毎日、世界を変えるアウトプットを育てているではありませんか。つまり、親である時点でもう、世界を変える、デキる人なのです。

本当に。今日も子育て、お疲れ様です。

ではでは。


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最近は同ジャンルの『イシューから始めよ』に押されてしまっている気がしますが、こちらも長く読まれている名著だと思います。大切なことを見極める。目先の善し悪しに囚われない。そんな考え方を教えてくれる本だと思います。

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