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出せ。完璧になんてなれっこない

Just keep delivering.

昨日のnoteの公式さんピックアップは青天の霹靂でした。何故かと言うと、掛け値無しに、心底、noteの出来に納得出来ていなかったからです。

慌てて読み直して句読点を直したりした程でした。言葉まで変えてしまうと反則っぽいので、体裁だけに止めましたが。

それでも、とても多くの方に読んで頂けて、スキを頂けています。本当に有り難いことです。

同じ話を何回も書いていますが、結局自分の創作物を冷静に自分で判断することなんて出来ないのです。

それを良いかどうか判断するのは、受け手の方々なのですから。

発信は試行回数こそが正義

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自分で善し悪しを判断できないのが発信だとすると、質の改善のためには、とにかく場数を踏むしかないのです。

発信した結果、何が受け入れられて、何が受け入れられないのか。それを回数を重ねて試行錯誤することだけが、改善のための道です。

つまり、走りながら考えるということです。方向を定めて走る。それは理論上正しいものの、実践的ではない。虚数解ということです。

これも何回も使っていますが、理論なき実践は空虚です。ただ、最高の学びは実践の最中でこそ得られるものなのです。

とにかく、打席に入り続けること。負けの悔しさを覚えること。恥をかくこと。その積み重ねでしか、成長は得られないのかなと感じます。

毎日noteを何故続けられるかという問い

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そんなことも思いながら続けている毎日noteです。それなりに長く続いているからか、時折「毎日noteを続けられる意志力が凄い」と褒めて頂きます。

それはそれで嬉しいことなのですが、実は問いの立て方が異なっているのだと感じています。毎日noteは与件なのです。変えることが出来ない条件。

自分に問いかけているのは「毎日noteを続けているにも関わらず、それなりの質を保つためにはどうするべきか」なのです。

これは、似ているようで異なる問いです。後者の考え方では、私は何も書けていなくても、決まった時間に投稿しなければいけないのです。

品質を高めつつタイムリーに投稿するのではなく、時間内でどれだけクオリティを高めることができるか。それが私のゲームのルールです。

そんなことから、いつの日か「あ」としか投稿できない日が来るかもしれません。あまりに悔しいので、逃げ出すと思いますが…

締め切りは絶対の王である

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そう。締め切りは絶対の王であり、 絶対の法なのです。そのぐらい、締め切りを神聖視しないと、短い人生やっていられません。

仕事も、締め切りのない仕事は仕事ではないと思っています。議論が延々と続いてしまうのは、締め切りの設定が無いからです。

締め切りを設けないことは、一見品質を高めるように見えます。一方、今の時代では環境は刻一刻と変わっています。鮮度が落ちるのが早いのです

その中で締め切りを設けない意思決定プロセスは、それだけで競争においてハンディキャップを負っているとしか言えません。

環境が不安定な中では大会社が機能しないのはこのためです。変化が激しい市場では、意思決定の遅れは王に逆らうことと同じなのです。

それでも大きな組織を動かすために大企業はコンセンサスに時間をかける必要があります。これはVUCA時代での大企業の最大の弱点でしょう。

完璧になんてなれっこない

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このように、締め切り思考を持った人は、時代に合っており、現代において非常に強いのです。

品質として中の上のデリバリーを継続的に出し続けることができる人は、上の中を稀にしか出せない人より時代に合っている、ということです。

完璧を恐れるな。 
完璧になんてなれっこないんだから。

サルバドール・ダリ

個人の全てを賭けて完璧を目指す、芸術の世界ですらこうなのです。いわんや、実用の世界に生きる我々が完璧を求めてどうするのでしょう。

そう考えたら、道はただ一つ。デリバリーを続けることだけなのです。

未完を恐れず立ち向かいましょう。幸い、世の中は未完のデリバリーに寛容になってきています。継続して品質を高めていけば良いのです。

出せ。 完璧になんてなれっこない。

ではでは。


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ユニクロの柳井さんも、非常にデリバリー志向の高い経営者です。ユニクロの初めての海外出店、農業への参入。振り替えると、とんでもないチャレンジの連続だったりしています。それでも、それだからこそ、世界で最高の企業価値を持つ衣料メーカーです。見習わないと。

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