見出し画像

論理のジェンガ崩し

久しぶりに完璧にやられました。

先日、結構大切な会議がありまして。数ヶ月に及ぶ議論の締め括りに向けて、しっかりと準備していったのです。

論点も列挙。危なそうなところはガチガチに固める。進め方も想定して、さあ、と想い臨んだ会議。

ですが、出だしからもの凄く細かいところに話が飛びまして。そして、話してみるほど、その細かいところが実はとても大切なところだと分かってきました。

そこを崩されると、確かに全体が傾ぐなぁと思える論点だったんですね。イメージとしてはこんな感じ。

画像1

左側の方が目立つ論点だったので、そちらを重点的に固めたのですが、まさかの右側。しかも、少し薄めで、薄めなこと自体を忘れるような話です。

ですが、先入観なく、俯瞰して見る人からすれば、そこだけ明らかに薄かった、というものです。

やっぱり、人の目に触れるということは恐ろしいものです。自分では分からない点が沢山出てくる。

本当に100人いれば100通りの受け取り方があるもので。客観的に物事を見ることができることは、ここまで強い事なのかと感じます。

ということで、今回からの学びは3点。

1. 大切な論点がある時ほど、全体の俯瞰は必要
2. 各論点が論破された時に、全体にどの程度影響があるか考える
3. 他の人の立場になって見てみる

逆に、自分が見る立場だった場合には、全体の論理構造を見て、説明の薄い、でも重要な論点のところを指摘すれば良いという学びにもなりました。

アウトプットって、本当に難しいですね。論理の戦いである将棋の棋士の方は、毎日こんな想いをしているのだろうなぁ。

技術だけではなく、日々の勝ち負けに耐える精神力も、常人離れしているのだな、と改めて思った今日この頃でした。

大変凹んでおりますので、現場からは以上です。

ではでは。


<このnoteを書いたしょこらはこんな人です>



最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます!頂いたサポートは、noteを書きながら飲む缶コーヒーになっています。甘くて素敵な時間を頂きまして、とっても幸せです。