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原神をやっていたら、学習効率の爆上げに最も必要な2つの点を思い出した

皆さんこんにちは。今年はもはや万年疲労気味のしょこらです。

直近で実装されたお父様。皆さまはお迎えされたでしょうか。私も原神の巧みなマーケティング力と、結構テクニカルなキャラとの噂でお迎えに行ってしまいました。

キャラ・武器全すり抜けに、お父様も真顔よ

このお父様、強いこと強いこと。諸事情で元素反応をあまり考えたくない私に非常にマッチしているキャラでして、単独でも高ダメージをポンポン出してくれます。

つんよ…

なんだか、これまで3年間ぐらい古いスマホで頑張っていたのに、突然最新のスマホを買ってしまって、時代にビビっている的な感覚を受けています。

で、このお父様を使っていたら、なんだか学習に必要なものってこれだなと改めて思ってしまったので、今日はそんなお話です。


学習効率爆上げに必要な2つのポイント

私たちは真面目なので「学習効率を上げるために、学習効率アップの方法を学習しなきゃ」なんて考えてしまいます。「学習法」は結構根強い人気を誇る分野ではないでしょうか。

ただ、効率的な学習法よりもっと大切なものが学習にはあります。

具体的なお話で言うと、私は原神をやっていて、最も成長したなと感じたのは、螺旋に初めて臨んだ時でした(記事一番下のnote)。

これは原神の一番難しいコンテンツに、全く不足していた戦力で、期間の制限付きで挑んだ時でした。その時の試行錯誤の瞬間こそが私にとって一番原神を理解しようとしていた時でした。

以降はキャラが育ってきてしまったことと、お父様のような強すぎるキャラが加入したことから、そこまで苦労せずに高難度コンテンツも「こなせて」しまっており、正直あまり成長を感じていません。

なんかルーティンになってしまった…

そこで思い返してみると、上に書いた「2つの要素」こそが学習効率を上げるために必要なものそのものだったなと感じるのです。

1. 明確な目的の設定 (=最高難易度のコンテンツをクリアしたい
2. 明確な期間の設定(=半月に一度の更新前にクリアしたい)

この2つの要素を生む状況を一言でまとめると、それは「差し迫った状況」なのでしょう。泳がなければ溺れてしまう。そんなギリギリの状況です。

自分を追い込むという視点からは、お父様はあまりに強すぎたのです…

英語を6ヵ月で身に付ける方法

そんなことを考えていると、ふと10年前のTEDの動画を思い出してしまいました。外国語をたった6ヶ月で身につける方法として、ものすごい再生数を叩き出した動画です。

言語学習のための5つの原則と7つの具体的なアクションの説明なのですが、要は「目的を持って言語を使うように心がけろ」、そして「いいから使ってブラッシュアップしていけ」というものです。目的は本当に大事。

さらに記憶を遡ると、私が一番伸びたなと思ったのは、意気揚々と中途入社したコンサルファームでケチョンケチョンにされ、明日が来るのが怖いと毎日思っていたような時です。

正直、冗談でも思い出したくない想い出なのですが、「差し迫っている」ということがとても大切だったなとは思います。目の前の課題をクリアできた時の報酬、そして、クリアできなかった時の罰則が目に見えて分かっていることが必要なのです。まさに、泳げなかったら、溺れるような状況

そんな、目に見えた「差し迫った状況」を生き抜くために必要だからこそ、必死で打開策を見つけようと人はもがきます。

この差し迫った状況は見事に上で書いた2つの条件を満たしています。

1. 明確な目的の設定 (=なんとかこの環境で生き残りたい
2. 明確な期間の設定(=ホントに1ヵ月ぐらいでなんとかしないとヤバイ)

辛い想い出とも向き合える日が来るものだな…

良くも悪くも目的と期限が明確になる「状況」こそが学習の効率を最も上げるものであり、そんな状況が起こり得る環境に身を置くことこそが、一番の成長への早道なのだと感じます。


今週中に8万円が必要な彼女

昔、マーケティングのアシスタントとして、ご自身で個人事業をやっている女性の方に来て頂いたことがあります。インスタ登録者数100万人に迫る、立派なインフルエンサーの方でした。

さすが自分の事業を持っているだけあって、素晴らしい提案や発想をいくつも頂いたのですが、その中でも群を抜いて印象に残ったのが「今週はあと8万円稼がないといけない」、「今週あと4万円必要なんです」とよく嘆かれていたことでした。

自分の事業が回るために必要な金額を理解していて、しかも、それを達成するために日単位で何が出来るかを必死で考えている。このサイクルマネジメントこそが彼女を個人事業主として成功に導いているのだろうなと感じたものです。漠然と管理しているKPI、いつかやりたいFIREなんて比較にならない程の切実感、圧倒的な当事者意識です。

そんな彼女にとってはお手伝い的な仕事だったのでしょうが、やはり私たちの仕事でも素晴らしい成長速度を見せてくれました。本当はずっと一緒にやって欲しかったのですが、あっさりと目標金額を貯められたとのことでクールに契約終了。本当に流石の一言です。

また、どこかでね

色々と昔を思い返してみると、ちょっと情けない話ではあるのですが、少なくとも私にとっては何かを身に付けるためには「知的好奇心」や「不安に備える」といったポジティブな理由だけでは動機が弱すぎたのです。

明日を生き抜くために必要なほどの焦燥感迫り来る闇から必死で逃げるほどの恐怖感。それらがあるからこそ能力を付けたいと必死になるし、結果として能力も伸びたのだろうなと思います。

そんな、危機すらも感じる、爆速成長の2条件を満たすような状況に身を投げ込むこと。それこそが、一番自分を成長させてくれる手段なのだと思い出した今日この頃なのでした。

逆境、上等ですわ。

ではでは。




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