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【詩】はたらくこと

空から命の粒が降リそそぎ
葉はいっぱいに手を広げる
風や虫が花粉を運んだら
花は実をつけ種を飛ばす
はたらく自然の生きもの
それはいのちを紡ぐ願い

赤血球は栄養と呼吸をはこび
白血球は細菌をやっつける
鼻がムズムズくしゃみをして
砂舞う風吹けば涙を流す
はたらく体の細胞たち
それはいのち育む願い

母はせっせと家事をこなし
父はせっせと仕事にむかう
はたらくことは与えること
世界への贈り物
世界からの贈り物
それはいのちを愛でる願い


『はたらく』というと仕事をしてお給料をもらうイメージがありますが、家事や育児も尊い仕事ですし、素敵なNOTEを大切な時間をさいて書くことも『はたらく』だと思います。時間や能力を他のものに与えることで『はたらき』が創造され、その代価にお金だったり、感謝だったり、喜びだったり学びを他のものから与えられる。

みんな個別に生きているようにしているけれど誰かが誰かの生活を支えていて、何もかも止まってしまえば今は食事もままならない暮らしです。

自然も人も宇宙もひとつで、それは私たち自身が私たちの体の細胞のひとつと同じことだとチョコを食べながら思うのでした。

いつも読んでくださり
ありがとうございます。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

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