歌舞伎座の楽しみが増える『アフタヌーンティー懐石』
東京歌舞伎座3Fにある「食事処 花篭」では、コロナ禍の2021年1月から「歌舞伎座アフタヌーンティー」を提供しています。
通常の歌舞伎の公演は、二部制(11時~昼の部、16時~夜の部)ですが、コロナ対策で三部制になり、第一部(11時~)、第二部(14:30~)、第三部(18:15~)になったので、一部と二部の間の13:30~15:00と、17:00~18:30にアフタヌーンティーの提供が始まりました。
22年の10月に一旦中止になり、歌舞伎も第二部に戻ったりして、アフタヌーンティーの提供は14:30から外部の方のみになったりとイレギュラーになっていました。2022年12月にはリニューアルして再登場しました。
ということは、おそらく歌舞伎が第二部のときは、歌舞伎のあとにアフタヌーンティーということはできなくなるのですね。
さて、歌舞伎座のアフタヌーンティーの内容ですが、初期の『歌舞伎座アフタヌーンティー』は、月替わりで演目や季節に合わせたメニューでした。なんといっても2600円というお値段で提供していて、かなりコスパがよかったようです。
再開したメニューはさすがにこの値段とはいかず、名前も『アフタヌーンティー懐石』と改めて4000円で登場しました。それでもお得感はありますけどね。
2023年1月の『アフタヌーンティー懐石』は、スープからはじまって、3つのパートが順番に出てきました。
●1の重はお食事
サンドイッチとグラタンと鶏の照り焼き
●2のお皿は洋菓子
花魁の高下駄型に見立てたバームクーヘン、マンゴータルト、ティラミス、抹茶のミルクレープ
●3の重は和菓子
豆大福、わらび餅、ヨーグルトゼリー
お茶は飲み放題、コーヒーが1杯つきました。甘いものの比率が高く、かなりお腹がいっぱいになります。歌舞伎座ならではのスイーツも登場しますので、歌舞伎座記念に、いちどはお試しあれ!
※1日30食限定
※要予約(2日前の17時まで)
※観劇しない人も利用可能
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