見出し画像

42才オジサンの転職活動⑦~1日で出会い、内定をいただいた話~

前回の記事から少し間があきましたが…。実は前回の当日の話になります。

一次、二次面接をくぐり抜け、本社での最終面接を経て確信を得ていたところにまさかの不採用通知…

が前回の話でした。

流石にショックがデカく。

とりあえず…近所の公園に行き、のら猫数匹とたわむれた記憶があります。いつもは寄ってこない猫たちがなぜか集まってきた時は、「おまえら、慰めてくれるのか…」と勝手に思っていました。

まぁ、猫と戯れても何の解決にもなりません。

転職活動フリダシに戻る…?

いやいや、今まで何十社も受けてきて、もう、これは、普通にやってると無理だろうと思いました。

国家資格もなく、大卒でもない、(いくらこれまでが管理職だとしても)40過ぎの中年男性が、このコロナ禍で「異業界(今までとは違う業界・業種)」へチャレンジすることが、非現実的だと痛感しました。

ので、やることは一つ。「前職のツテ」です。

実は、私は他人に頼るのが苦手で、できる事なら人に頼らずに物事を進めたい性格です。まぁ、一定数いますよねそういう性格。
仕事上では勿論、人に頼り頼られですが、自分の人生そのものになると誰にも頼れない。社会では損するタイプですね。

猫と戯れながら、もうこれしかないなと思った私は、家に帰り早速、前職で知り合った信頼できる方にメッセージを飛ばします。

もうそこからはあっという間なので、流れで書くと

ワタシ「実はカクカクしかじかでして・・・」
相手「お、そうですか。ちょうど○○で人を探してる知人がおりまして。」
ワタシ「え、めちゃくちゃ興味あります、ご紹介いただけないでしょうか?」
相手「いいですよ、ちょっと聞いてみますね…」
(数分後)
相手「ぜひ話を聞きたいそうなので、1時間後にWebMtgいけますか?」
ワタシ「いけます!」

こんなやりとりがあり、ヒゲを剃り、身なりを整えた私は1時間後にWebMtg。

小一時間の話は盛り上がり、意気投合し、業務内容も問題なく、最後に「年収いくら欲しいですか?」の話になり、前職の額を伝えて、「では、明日返事しますね。」で終話。

それが(元)本命から不採用通知をいただいた数時間後の話でしたが

翌日には年俸提示。

特に不満もなかったので即決断。

知人紹介で1日で内定をいただきました。



いままでの、この半年以上の転職活動は何だったんだろう、という思い。

もちろん、その転職活動があったからこその結末であり、それがあったからこその、今回の話であることは間違いありません。後悔先に立たずというやつです。もし半年前にこの話を相談していたら、決めていたかは定かではありません。

タラレバはさておき、内定承諾後に、紹介いただいた方へ感謝の意を伝え、これまでの経緯も交えつつ会話していたところ。

「世の中、実力は1割、人の繋がりが9割」

という言葉をいただく。

・・・

・・・

人付き合いが得意ではない自分には、身に沁みる言葉。


確かに、普通に転職活動で履歴書見て面接して、よりも、実力を察したうえで知人に紹介する事の信頼度は、比較にならないものがあります。

そして、今まで働いてきた中で、その職場を離れても認められる生き方をしてきただろうかというのも、大事なんだとも思った次第です。


普通に転職活動していて苦戦している方も、意外な発見が身の回りにあるかもしれませんので、やるだけやってみても良いのではないのでしょうか。

ということで

(実はまだ続きがあるのですが…それはまた次の機会に)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?