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私のテーマパーク 


ご両親が、イチゴ農家の友人からの
誘いが、

プレミア招待過ぎた

「今シーズンのイチゴ撤去前に、
好きなだけ取ってっていいよ。」


実は、以前にも一度、
このプレミア招待を体験したけど、
再びの機会に恵まれた。

イチゴ狩りもテンション上がるけど、
練乳片手に食べれるだけ。

取れるだけ取って、
全部持って帰っていい。

夢の国 ストロベリーランドか!?

どっかから持ってきた宣材画像じゃない
これが、現実に、


今、うちにあるイチゴ全部


友人は、
こんなに持って帰ってどうするの!?

と、笑っていた。

自分でも、どうしていいか分からない。
例によって、ノープラン。


早朝からお邪魔して
お腹も空いているから、とりあえず食べる。

甘くて美味しいイチゴなら、
まかしといて。知ってるから。

市販のパックには、絶対出回らない、
こういう、ヘタの下が間延びした
奇形のが、一番甘くて美味しい。

綺麗な形のと勝負にならない位、甘い。

普通は出回らないから、
イチゴ狩りに行く方は、
ぜひ、狙ってほしい。



今シーズンも、
この赤いつぶつぶに、
何度元気をもらったことか。


帰りに、友人のご両親とも話をしたのだが、
お2人とも、自分の親世代。
お元気そうだけど、高齢者。

食べる側のシーズンは終わったけど、
彼らのイチゴのシーズンオフはない。

ガレージで、向かい合って
ラジオを聴きながら、
来シーズンのイチゴの苗作りをしていた。



若い世代の人が高い税金を納めて、
高齢者を支えている。

でも、自分は消費者として、
友人のご両親みたいな高齢な農家に、
食を支えられているのだと、
お2人の姿を見て、そう感じた。

"テーマパーク"は、楽しいだけじゃない。
農業、とか、高齢化、とか
難しい主題を突きつけてくる。


今の私に、できること…

とにかく、

一粒残らず、
美味しく、
イチゴを食べること!!

まずは、これ。

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